うちのお母さんはね、自慢は私には無かった。
ただ、家に母がいる、それだけの感覚だった。
母なりに愛を持って育ててくれたはずだけど。
私のお母さんは、凄い優しくて、偉大で私を
包みあげる偉大なる愛を求めていたんだな。
自分が母になり、
まだまだ足りない。
お金が必要
時間が必要
主人からの愛が必要
だと思っていたの
すでに沢山の愛を貰っていたのに。
それに気づいたのは、長女が学校を辞めて
長男の不登校が始まった7年前から、自分
探しを始めて、私、ってどれだけ子供に
何を渡してこれたんか、考えるようになった。
無いもの探し
くれくれといつも願う
足りない自分を責める
自分が歩んできた自分の人生には沢山の宝
があることを噛み締めながら七年間、今まで
出会わなかった人と積極的に交流してきた。
学校に行かず、事業を大成した先輩
やりたいことだけを選び自分の仕事を
見つけた女子軍団
共通しているのは、自分を認める、自分を
愛するものさしがしっかりしていること。
何より、自分大好き❤な人。
その自分大好きな人に囲まれて生きること
が私の軸を太くした。
最近、実母との関係がさらに良くなった。
この人私にとっては、毒親だったんだろな
と漠然と感じてきた出来事が沢山あったが、
母は必死に自分の人生の辛さを抱え、誰にも
言えない秘密を持ってきたことが、分かった
から。
その辛さを母が話してくれたことで、私には
何もできないが、大変だった人生をよくぞ、
頑張って生きてくれたなって腹落ちしたの。
ちょいと感じてしまったのは、もうあと十年
早く話してくれてたら、私の母に思う毒親感
が無かったら、子供も違う道を選べたかも
なんて考えたけど。
これも全て私の意識がそうさせたこと。私が
作り上げた世界でしかない。
世の不登校を持つご家族に常にお伝えしてる
のは、人として、自分の平穏な意識があれば
家族に異常があっても、学校に行けなくても
問題ないってこと。
特に自分とお母さんの関係を見直すことで、
自分の人生に切り込みを入れるきっかけに
なること。親に対する見えない怒りや悲しみ
が今を生きる自分に無意識的に関わっている
ことを理解すると、
自分の子供に向ける眼差しは、確実に変わり
ます。