デジタル女将 平山佐知子です


私の祖父は鹿児島の島津久光の曾孫で、祖母は福井県の松平春嶽の孫にあたります。子供の頃から知ってはいましたが、今は昔、そんな時代でもないから、


ふーん、お殿様が社長だったら、私はそのお殿様の親戚で、まあ、武士でいえば、名字をもらえるレベル?なんて考えてました。


子供には、あまり伝えてませんでしたが、長男が読書に傾倒するきっかけは、【葉隠れ】でした。


まさに、武士のいきる道、武士道の伝授本です。

学校行かないで、葉隠れを読みたい?


何が彼をかりたてるのか?ただ、読みながら、自分自身はどうあるべきかを真剣に考えているようでした。


葉隠れはね、正座しないと読めない。と。


変人だなと思っていました。


教養ない私。笑


興味ありませんでした。


が、しかし。


長男が、「おれ、幕末の志士になりたいんだよね」


って、がち言われて、不登校の理由が分かりました。
武士道から、真っ直ぐ、ただ一心不乱に向かうこと
を知ったのかもしれません。


それが、できない駄目な自分を嫌なんだなと。


今行ってる学校、めちゃくちゃ、治安も環境も良いんです。公立だけど、私学みたいです。


荒れてないんですよ。


要するに



つまらない。


自分の中のモヤモヤをヤンチャな学校になら
ぶつけられたのかもしれません。


宵子しかいない学校。


その基準は、スポーツでき、勉強もまずまずで、
ゲームも許され、携帯もできる。


我が家は、ゲーム、携帯、駄目でしたし、長男
は、勉強も苦手で、スポーツも普通。


なくしもの、時間ギリギリは、日常茶飯事なんで
委員会委員長や学級委員長もやっても、ブーイング


やる気はあるのに、必要にされない感じが凄い
あったんでしょう。


でも、成長期に、血が騒いだのか、本当に本当に
幕末だったらなあ、と感じてしまったのかも。


それが分かってから、不登校の理由を色々考え
なくなりました。学校行かなくなりはじめて、
3ヶ月くらいだったかな?


己に向き合いきらせるのが、不登校の親の役目
です。まず、ママが自分に向き合っていれば、 
大丈夫。


うちの長男のように、口が開いてくれば、一歩
進みますよね。


ま、そのあと、二年以上、めちゃくちゃ大変で。
武士道大好き、ゲーム大好き、起きれなくて、
やっぱり俺もう駄目。に何度も何度もなっていて。

重症ですが。


ま、私も変なんで、仕方ない。😆