君たちは 長い道を 歩いてきた

 

荷物は 年々増えて 重くなった

 

でも それは 僕らの成果だからと

 

名誉でもあるから 苦にもせず 

 

今まで通り 分業をして 

 

誰が 何をしているか 

 

わからなくなったし 今、自分が

 

どこにいるのかも わからなくなったが

 

それでも それが僕らの役目だと

 

信じて ここまで やってきた 

 

 

僕らの労働が 税金として 

 

国のために 役立てられる 

 

それは そうだろう  誰も

 

この国で 生きる以上 反対はしない

 

でも この果てしない労働は 

 

なんのために あるのだろう 

 

様々な 技術革命・改善で 

 

僕らの生活は 変わり 

 

AI や ロボットが 生活の

 

いろいろな場面で 人間の

 

代わりに なれるのに 

 

それに合わせて 賃金そのまま

 

労働が楽になったり 短縮労働に 

 

ならないのは  なぜなのか 

 

税金も 相続では 1億円は 

 

かからない範囲と 言われるが 

 

実際は そこでかからなくても

 

住民税とか 都市計画とか 

 

わかりにくい部分で 細かいが

 

それなりにかかる税金が 押し寄せる 

 

家も 衣服も  粗末でいい 

 

食べ物も 高級品でなくていい 

 

それでいいのなら  幸せなことだが

 

それは個人の 精神的問題で 

 

社会が 供給するべき 福祉を 

 

怠ってもいい というのではない 

 

 

この時代 国内の公平さは 

 

海外からの 流入を 許していい 

 

というのは  人道問題ではない 

 

文化や 習慣格差がある国からは

 

それなりの 制限があるはずであり

 

特に 宗教からの 制限や風習には 

 

注意する べきだろう 

 

フラットを望んでも それは 

 

それぞれの 歴史に関わることで 

 

人道や 平和とかの 正しい理屈で

 

考えるべき 問題ではないハズ 

 

日本は 今 世界で公共施設など

 

インフラも 世界最新だろう 

 

清潔な水が 自由に供給される国は

 

世界の 7%とか 8%しかない 

 

世界の90%以上の 国では 

 

そのままの 水は飲めない 

 

大地震が起きて 数か月で 避難は

 

終わって 復興について 考えている

 

そんな国は  他にない 

 

それでも 僕らは 先進国では 

 

禁止されている 食品添加物が 

 

多く 許可されている 

 

郵便など 私営化が必要ないのに 

 

巨額の貯金に 眼をつけられて。 

 

非正規社員とか 派遣社員とか

 

働き方改革と 言われて。 

 

 

分業は人を 幸せにしないと

 

かのアダム・スミスは 書いたが

 

国富論は なんだったのか 

 

知識の膨大な成長と 広範化に

 

ともなって もはや人間の手では 

 

確認もできない  量子の計算を 

 

しようとしている 

 

大事なミスが 起きても 

 

演算に ローテクノコンピュータでは 

 

百年も 間違いを探すのに かかる

 

(細かい1件1件に 各10日以上)のでは 

 

僕らは 新たな恐怖と 不安を

 

強いられることになる のではないか

 

 岡本太郎:作

 

脳波を感知するだけで  考えが読めるとか 

 

中国は 政府への反思想 それだけで  

 

逮捕するとか

 

ナノでは 血管から 若返らせて 

 

医療では 認知症の改善薬品で 

 

百年でも  働ける ようにするとか 

 

それは僕らの 生活基準が

 

幸せにあるのか 年金や 所得のための

 

税金にあるのか、  わからない 

 

 

僕らが 人間全体 社会全体 

 

政治経済や 科学哲学や 

 

生理学や遺伝学の 最先端という 

 

それらを知る 手段は どこに

 

あるのか 

 

なぜ 人類 自らを知らぬままに 

 

僕らは 平気で 生きているのだろう 

 

もう人類は  生物の人間を 

 

そういう学問の 人間を越えて 

 

成長して  ある固定観念に 

 

囚われている 

 

隣りの家が 燃えていても 

 

自宅の中で 娯楽や平和が

 

あれば  見なくてもいいみたいだ 

 

隣りのニュースは  TVや

 

ネットで  見られるから 

 

そういうことも 話す環境にない 

 

そういう気持ちにも なれない

 

今の生活が  疑問ではないのは 

 

なぜなのだろう 

 

その「なぜ」さえ 感じないので

 

考えもしないのは 

 

なぜなのか  問題は そこ、

 

ではないのか 

 

 

もう専門家に 聴けばいいという 

 

習慣に 染まってしまったのか 

 

自分では  考えずに

 

自分で考えろ、という 教育を

 

喧伝しながら ほんとは  

 

何がしたいのか  

 

その 何が わかっているのだろうか 

 

どうして  僕らの街には 

 

そういう環境が ないのだろう 

 

不思議だ 

 

もっと 密に話し合っている 

 

そういう手段は いくらでもあるのに 

 

それがゲームや 娯楽に 

 

向けられるように 操作されているのは

 

ご存じ ないのだろうか 

 

戦後は 終わっていない 

 

日本人の 強さを 徹底的に

 

奪い取る 輩は 新聞や 

 

マスコミの中枢に 小・中学校の

 

教科書作成の先生に  いる 

 

信じられないが それが 

 

日本の 現実だ  

 

 

そして 目覚め始めた人も 

 

自分たちが  どこにいるのかも 

 

わからなくなって 

 

いるのだろう 

 

 

僕たちは 長い道を 歩いてきた

 

荷物は 年々増えて 重くなった

 

でも それは 僕らの成果だからと

 

名誉でもあるから 苦にもせず 

 

今まで通り 分業をして 

 

誰が 何をしているか 

 

わからなくなったし 今、自分が

 

どこにいるのかも わからなくなったが

 

それでも それが僕らの役目だと

 

信じて ここまで やってきた 

 

 

これが 

 

このこれからが 君たちの 役目 

 

なのだろうか 

 

きっと これからの 技術を 

 

これからの 発想で 発見で

 

新しく 生かしていくのが 

 

それなのだろう 

 

知性には  それ自身の 罠が 

 

気持ちには 変わりたくない 根っこが 

 

感覚には お互いの 勘違いという 

 

昔からの センスのずれが 

 

それぞれの 理解を 阻むだろう 

 

でも  忘れないで

 

そこが  出発点で 

 

( そここそが! )

 

そこからの 妥協も 協力も 理解も

 

すべてが  

 

僕らの  君らの  

 

仕事に 

 

それに なるはずだ 

 

 

長い 戦いになる 

 

楽しい戦いに 

 

ムキにならず ゲームのように 

 

経験してから

 

最低限の  疑似体験も必要かも

 

そこから 感じて  

 

その後で 初めて 考える 

 

まず 小さな行動が 

 

そして 失敗したら  改善 

 

そうして 「これ」というのを 

 

見つけ 感じたら 

 

そこから  話し合える 

 

それには  何が  

 

どういうように  必要か  

 

その全体から  始めてみて 

 

ゆるい 見取り、 計画から 

 

やりながら  どんどん変更して

 

いくのが  自然なことだから

 

始めの考えには  こだわらない

 

 

 

いつでも  遅すぎるということは 

 

ない 

 

はじめに できることは 

 

小さいはずだ 

 

それが 大事だ 

 

できることから 

 

時に  気楽になってしまう 

 

それも 大事だ 

 

大きな荷物は 時に 降ろして 

 

離れてみることで  

 

それが ほんとうに 必要かとか

 

わかったりする 

 

・・・・・・・

 

 

僕らが これまでに 教わってきたこと

 

信じてきたこと 助けられたと

 

思ったことなど いろいろと

 

あったけれども 

 

それが  どれもあてにならないと 

 

考えるほど 

 

僕らの 足の底まで 

 

降りていく 

 

僕らが  動物であったとは 

 

どういうことか  

 

わからなくても

 

そこから  その地点から  

 

見える光景を  経験してみることも 

 

僕らに 必要な事 

 

かもしれない 

 

僕らは  ・・・・

 

あと どれだけ 

 

歩けば  いいのか 

 

 

< 君たちは 長い道を 歩いてきた

 

 荷物は 年々増えて 重くなった

 

 でも それは 僕らの成果だからと

 

 名誉でもあるから 苦にもせず 

 

 今まで通り 分業をして 

 

 誰が 何をしているか 

 

 わからなくなったし 今、自分が

 

 どこにいるのかも わからなくなったが

 

 それでも それが僕らの役目だと

 

 信じて ここまで やってきた 

 

 

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