言い聞かせて | 陽秋の精神放浪記

陽秋の精神放浪記

目的を迂回するように、ここ1年ばかり徘徊します。

<一>

 

そうじゃない

 

そうじゃない

 

そうじゃないと    やたら

 

言ってる

 

 

ここまで 出かかっているけれど

 

どう 言えば いいのか

 

わからない

 

僕が だいじょうぶだと  いうのは

 

もちろんのこと 

 

君が  だいじょうぶだと  なぜ

 

言えないのか

 

 

もう 言いたいことは  すべて 伝えた

 

でも  それを 信じるのが

 

簡単ではないと  そう暗に

 

態度を表す  君がいる

 

それはね  必ず そうなるんだ

 

自分のことは 

 

そう 言い聞かせるんだ

 

それは 納得したがっている  君には

 

信じられないんだろう

 

それは  そうじゃない

 

はじめから  だいじょうぶなんだ

 

そう信じられなければ  なればこそ

 

言い聞かせる

 

すぐに いつでも  その言葉が

 

思い起こせるように

 

そうすれば  次第に  それが

 

浸透してゆく  心に

 

それからは  それを追い詰めてはいけない

 

放っておけばいいんだ

 

その結果を 求めない

 

それが そのままそこに  あるようにする

 

その感じ

 

そのために  それに 慣れれば

 

もう だいじょうぶ

 

あとは  なるようになるから

 

僕らはそれに 注文をつけられないし  できない

 

それで いいんだ

 

君が 考えなくても  それに一番

 

ふさわしいことが  やってくる  現れる

 

だいじょうぶとは  そのことで

 

心配しなくても、 というのじゃないし

 

心配しなくてもは  まだ 弱い段階だ

 

 

その声に  新鮮さが開くのを  感じないかい?

 

そうしたら  たぶん  もう、 少しは

 

期待してもいいんだろう 

 

そこまで  来ていることだから

 

もうちょっと

 

もうちょっとで

 

だいじょうぶ  に なる

 

葉の 落ちる音が  聞こえたかのように 

 

新しさを  感じることができる

 

そう 

 

ぼくらは  いつでも

 

そこから  始めるから

 

古くて  なつかしくて  

 

それが  新鮮さで  新しい

 

そうなんだ

 

そうなんだ

 

そうなんだと  思うことが

 

君が  世界にあること

 

君が  この世に あること 

 

それが 感謝されていること

 

(まだ  信じていない) 

 

それが  祝福されていること

 

(それは  そのままのこと)

 

そうして  すべては  ここにあること

 

見えるものではなく 

 

かくある 美しいものを

 

そこに あると 信じること

 

それは そのまま  君が

 

ここにあらねばならない  理由なんだ

 

(まだ  わからない)

 

それは

 

あるんだよ

 

夢じゃない

 

どうすれば と あがくことからは 

 

なにも生まれない  と

 

遠く  遠く  捨て去った心から

 

便りが  あるような  

 

君に  帰って来るもの  

 

捨てられたものなんか  なにも

 

ありはしない

 

君が  ここにいることが

 

それが  認められていることで

 

まず

 

そういう自分を  大切に

 

そこから  始めて  いいんだ

 

そこからこそ  始めるのが 

 

僕ら というものなんだ

 

 

朝の光を  大事に

 

この世界は  不可思議だけで  成り立っている

 

見えはしない

 

思い込むのは 信じることではないし

 

ひとりになるのを  恐れても よくない

 

ひとりになる自然さが ある時は

 

ひとりに なっていい

 

山の 露天風呂に  サルたちが

 

いることがある

 

彼らが  騒がなければ

 

いっしょに  入ればいい ってことだ

 

夜の暗さを  大事に

 

ひとりに なれると  それは

 

落ち着いた 時を過ごせる

 

朝の光は  1日では  消えないようだ

 

君が  それを  感じれば

 

見えなくても

 

時間のない 時を

 

自由に  楽しく  過ごすだろう

 

 

だから 

 

僕らは

 

だいじょうぶ  

 

 

僕は  そう  思うんだが 

 

感じ 続けるんだが

 

これを  

 

ほんとうに  君に伝えるのは  

 

どうするんだろう?

 

 

どうすれば? と 

 

ほんとうに  思う時がある  

 

ここで  高鳴り続ける  これが

 

これが  確かな  ・・・

 

なり続ける 時が  音楽のように

 

確かなのだろうか

 

音楽は  余韻とともに  どこかへ

 

 

それは(君は) 

 

僕と ともに 生きるのか

 

君と ともに 消えるのか

 

でも

 

こうして    今も

 

 

コウシテ  イマモ 

 

ドウシテ  イマモ

 

キミヲ  アイサズニハ

 

イラレナインダロウ? 

 

 

<二>

 

a プランは 3つの b プランから成っている

b プランは 7つの c プランから 成り立っている

c プランは 不規則な 13の d プランからなっている

d プランは 技術的・組織のある 各団体からなっている 

その団体自体の 基礎プランであって  個性的なもの

 

それぞれは 階層的に 可変であって

 

追跡不可能な セキュリティによって  必要・非常時に消滅する

 

400から 1000のプランは  必要な修正方法が

 

常時 決められた、あるいは不起動なルーチンで決められ

 

全体は 動き続ける

 

 

構成に 10年かかるかもしれない

 

設立に 30年が半数しか 生まないかもしれない

 

共生に 半世紀 

 

動き始めるのに 100年かかるかもしれない

 

ならば  まず 100年

 

その都度 で  百年・百年を 考える

 

そのうちに  君が慣れて  何百年かのちに

 

物事は 千年で 考えてもいいのだ、と

 

夢見るようになる

 

でも  現実的な想像は 可変が効かないおもちゃ、

 

プラモデルでも  その形に向かう  

 

可変しながら  それに向かうのが  夢の それだろう

 

理想と 現実の  話ではない

 

その間に介在する  実際の関係を 構築する話だ

 

君が ひとりではないと 感じるなら

 

いつでも  どこでも  だから  今から

 

そこから 始められる

 

自分一人を 単位にして 測るのは

 

体の  身長とか 体重のことだ

 

プランは 常に変更を 迫られる

 

一応の結果に 落ち着くまでは  イレギュラーなトラブルが

 

必ず 発生する

 

プランは  その時 その場でなんとかする際の  

 

変更用レポート の ようなものだ 

 

まずは

 

健全な体  健康な心 と 言いたいが

 

それを どうするかが  問われているだろう

 

それは 社会生活の すべてに影響しているから

 

実に 常識的だが

 

実に  根本的なのだ

 

まず 

 

見当を30%くらいにつけて

 

そのプランや 実施の 見通しを立てる 

 

その間に  少しずつ  その他の見通しを 拾う

 

その積み重ねと  お互いの関連について

 

どう 連絡と 変更を可能にするか

 

・・・  等々 

 

(この漠然としたプラン・レシピが そのまま

役に立つと思っている人はいないと思うけれ

ども、一応断りをいれると、これは考え方・

受け止め方・将来への態度について、を

どう工夫するか、というサンプルを目指した

もので、読む人によってどの程度理解し、

受け入れられるかが、異なってくる。ので

細かいことは書けない) 

 

 

この 9年の会話が

 

他愛もない 会話とは思えないが

 

余裕を 持たせたつもりでも  十分に

 

内容は 達していると 

 

でも  それは 別世界のように 無縁な感覚なのか

 

君は  まったく 変わらない

 

今  君が ようやく  自分は 変わりたいと

 

思っていると 言うようになった

 

驚いたね

 

人の30年を 変えることはできない

 

ただ  変えたいと思うようにする、それは

 

できる

 

君が 普通の人のような 健常であったなら

 

と思っていた 今が  その健常さを

 

見つけられない 今と  知るとは

 

驚いたね

 

それが  まるで  僕のための答えで

 

あるように 聞こえる

 

今 僕は 演技というツールを 考えている

 

人のことを知るには  その人の言葉を

 

その人になって  真に言ってみる

 

それが わずかな 経験を生んで

 

多少は 心に 根を張って くれるのではないだろうか

 

どのみち  やってみなければ

 

なにが 出てくるか

 

演技は 両刃の剣だ

 

あまりに 没頭すると  演技だか 素だか

 

自分でも わからなくなる

 

君の場合は  そこまで 必要ない

 

 

どんな 芝居に なるのだろう

 

楽しみだ