ドラマ・映画の感想とか -21ページ目

小説『旅猫リポート 有川浩』

サトルは昔飼っていた猫にそっくりな猫を拾う。雄猫だが、ナナと名付けた。

それから月日は流れ一人と一匹は5年を過ごした。

サトルはナナと一緒に暮らすことが出来なくなり、小・中・高とそれぞれ仲のよかった友人達にナナを引き取ってもらえないかと銀色ワゴンに乗って旅に出る。





もう、ただただ泣きながら読んだ。


私が猫好きだっていうのも更に拍車がかかって、なんかなんでもないようなところでも泣いちゃって…



サトルがどうしてナナと住めなくなったのかは、なんとなく中盤くらいから予想はつくんだけど、あまりに悲しくて切なくなるから結末を考えないようにしてひたすら読み進めた。



猫目線で語られる人間社会や風景。



あまりにもナナが愛おしくて可愛くて…


間違いなくサトルは幸せだったに違いない!

小説『少女 湊かなえ』

高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ-「人が死ぬ瞬間を見たい」。
由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。
少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは?





この本のテーマは「因果応報」。



登場人物がすべて繋がっている。世間って狭いねーってどころじゃない。


由紀は痴呆のひどくなった祖母が原因で怪我をし、剣道を辞めることに。


敦子は由紀が剣道を辞めたことを題材に小説を書いた。


しかしその小説を国語教師の小倉が盗作し、一躍有名に。


小倉は学校を退職することになるのだが、原因は敦子。小倉のパソコンを盗み見した敦子は全学年の国語の成績を流出させたのだ。


敦子と由紀の間に転入生の紫織が加わった。


紫織は親友の自殺を目にしたと言った。その親友というのが星羅。


星羅は国語教師の小倉と付き合っていて、小倉のパソコンを盗み見した時に2人のことを書いた日記も敦子と由紀は見ていた。


敦子は軽い気持ちで学校裏サイトに星羅が小倉と付き合っていること書き込んだ。

この書き込みが原因でいじめが始まり星羅は自殺した。


由紀には牧瀬という彼氏がいた。彼も死を目撃したことがあるという。


牧瀬が目撃した自殺は国語教師小倉だった。小倉は敦子から盗作した小説を撒き散らし、駅のホームに飛び降りた。


小倉は交通事故ではなく自殺だった。付き合っていた星羅が自殺したから?生徒から盗作したことの罪悪感で?自分の力ではいい小説がまったく書けないから?


由紀は小児病棟で出会った少年の父親を探すことに。


父親のことを知っているという三条という男の所に牧瀬と二人で向かった。


三条は家族にないがしろにされている鬱憤を2人に汚れ物を洗わせたりして解消しようとしていた。


この三条が実は偽名で本名「滝沢」。転入生の紫織の父親だった。


由紀はこの出来事でお金をせしめようとしたが、応じなかったため警察に突き出した。


父親の逮捕がきっかけで紫織はいじめられ自殺を選択する。


紫織の自殺は父親のせい?由紀のせい?それとも無実の人に痴漢の罪を着せた因果応報?



敦子が老人ホームで出会ったおっさんが由紀の探していた少年の父親で、紫織が痴漢をでっちあげた相手だった。


余命わずかの息子に会いに行ったおっさんは息子に刺されそうになる。


おっさんだけは何も悪いことしてないよね。だから死ぬこともなかったし、息子が死ぬ前に痴漢はしてないって伝えることが出来て分かりあえたのかな。


因果応報、罪の償いは死しかないのかな?



それなら、敦子と由紀にはどんな死が待ってるんだろう?

ドラマ『独身貴族 第9話』

やっとゆきが自分の気持ちに素直になった!



だけどそれが守の結婚式前日って…



守はもう完璧に自分の気持ちに蓋をしちゃってるし。


この2人には幸せになってほしいけど、れいこさんが悲しむのもつらいな。



結婚式の当日にそれぞれの気持ちがどう動くのかな?