ドラマ・映画の感想とか -19ページ目

小説『パンとスープとネコ日和 群ようこ』

アキコはたった一人の身内だった母を亡くし、母が切り盛りしていた食堂を継ぐことに。
アキコは父親を知らない、母は未婚でアキコを産み1人で育てたのだ。
アキコは日替わりでパンとスープを出すお店を開店させた。
母がやっていた食堂とは全く正反対のようなお店だ。




ほのぼのとした小説なのかなーと思いながら読んでいたけそんなんじゃなかったなー。


まず、アキコの父親はお寺の住職で妻子のいる人だった。愛人の子だ。


そして自分のやりたいお店とお客の関係。難しいよね。


お客を選んでいるつもりはなかったのに偏ってしまった。


母の食堂の常連だった人たちは全く足を運ばなくなった。



近くに新しく食堂が出来てアキコのことを無視して入っていくかつての常連客たち。


アキコの飼っていたネコちゃんは死んじゃうし。



唯一、救いだったのはアキコのお店で働くしまちゃんだったなー。


周りの意見や評価を気にしないで自分のやりたいことを突き進めってことをいいたいのかな?



この小説ってWOWOWでドラマ化されてるんだね!



見てみたいなー!

ドラマ『東京バンドワゴン 最終話』

お父さんの病気やいきなり強盗殺人容疑がかかったりと内容はとても忙しかった。


だけど事件の疑いも晴れダブル妊娠と終わりはハッピーエンド。


お父さんも命は助かったみたいだし。


確か小説が原作なんだよね?


毎週、気負いしないで気楽に見れるいいドラマだったと思う。

小説『オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎』

警察から逃げる途中で気を失った伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来鎖国を続けているその孤島では、喋るカカシが島の預言者として崇められていた。
翌日、カカシが死体となって発見される。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか?




読み終わってなんだか不思議な気持ちになる小説。

伊藤が辿り着いた荻島はどこか現実味がなく異世界みたいだった。


荻島には昔から何かが欠けていてその何かを島の外から来る人間が持ってくると言い伝えられていた。


この島で一番他の場所と違うこと。喋るカカシがいることだろう。


カカシが破壊されたことで一気に島が動きだす。


カカシは自分で自殺したのだ。殺してくれと頼んで。


カカシは誰よりも鳥の味方だった。カカシは島の人々に頼みごとをしていたのだ。


その結果、島の外から絶滅したはずの鳥を撃ちに来た曽根川は死んだ。


カカシは鳥を守りたかったのか、人間に復讐をしたかったのか…


伊藤とは同級生でとても残虐な城山のラストはすごくスッキリした!


城山のような人をサイコパスって言うんだろーな。


特に意味もなく人を傷つけ殺してきた城山は桜に花を踏んだからと銃で股間を撃たれて死んだ。


そして、荻島に欠けている何かを持ってきたのは伊藤の元恋人、静香だった。


静香が持ってきたのはアルトサックス。


荻島に足りなかったのは音楽だった。