photo by Yuusuke Katsunaga
テレビ東京の『家、ついて行ってイイですか?』が好きです。
バラエティというより、ドキュメンタリー。ドキュメンタリーというより、社会学。ライフヒストリーの聞き取り調査、ですよね。どんな質問をしたらあんなに人生を語ってもらえるのってずっと気になっていたのだけど
ネットでいくつかのインタビューを読んだらディレクターさんは50人ぐらいいるらしく、それぞれが毎日のように撮影、ある人は2000人に声をかけてオンエアされたのは15人だとか。
いい話をしてくれても後日やっぱり放送しないでほしいっていうのもよくあるみたいですね。
プロデューサーの高橋さんが、「柳田國男の『遠野物語』みたいにしたい」とおっしゃっているのを読んで納得でした。
語りって、記憶の不完全さや本人の脚色も当然少なからずあるけれど、それでもやっぱり圧倒的にリアルがあるんですよね
それを正しいか判断したり、どのように語られているかを考察するって暴力的じゃないのか、みたいな説が書いてある本↓