こんにちは、藤岡みなみです。
8月9日に26歳になりました!
いつも応援ありがとうございます。


昨日の竹山ロックンロールの収録現場でも祝っていただきました!アリガトウゴザイマス!!


もう26歳か、という自分もいるし、まだ26歳か、という自分もいる。しかし!歳を重ねるほどに心はシンプルに、素直に、若くなっていくんだなって最近になってわかった。自分で言うのもなんだけど、いま、人生で一番ピュアな気分!


とにかく25歳はいい年でした。
夢だった書籍!2冊も出させていただきました。
学生のときに出版コンテストに応募して企画をずたずたに言われた挫折が懐かしい。あと、1冊めを書いているとき感じた「書きたい書きたいと思っていたけど、なんかつらいぞ?!」という挫折。仕事としての執筆に慣れていなかったからかな、洗礼ですね。結果的に周りの皆さんの支えにより納得のいくものがだせたし、一周まわってやっぱり書きたい!に、戻って来られた。そして念願の穴場ハンター本。紀伊國屋書店札幌店さん、パルコブックセンター渋谷店さんで週間チャート1位をいただきました。1位とか人生であんまりないことだから震えました。


私なんてまだまだまだなんだけど、25歳は、ばらばらだったパズルのピースがすこしずつはまりはじめた、みたいな感じがしたんです。
旅好きがきっかけでかなった出版。2冊ともジャンルは全然違うけど、旅にまつわるエッセイです。
パンダが好き、中国が好き、で趣味で始めた中国語。『テレビで中国語』の生徒役に大抜擢いただいたときは思わず泣いちゃった。
音楽好きで『竹山ロックンロール』。バンドで番組のフェスにも出演させていただきました。
別にどれも仕事にしたくてやっていたわけではない...好奇心旺盛が裏目に出て、「結局なにがやりたいの?」と言われることは多かったし、自分でも好きなものが多すぎるのは中途半端なのかなとか、自信なくなっちゃう時があった("ひとつだけを長く"は、日本の伝統的な美学でもありますし)。でも25歳でそれが全部自分らしさに変換されたみたいな、点と点がつながった感覚がありました。
だから25歳の自分がいちばん好きだった!


でもほんと、まだまだまだまだですよね。
私のことなんか世間は知らないし、バンドも売れていないし。
本もみなさんのおかげで瞬間風速的に1位という数字をいただけただけで、ベストセラーじゃないし。
国際協力のイベントとか、関わっている皆さんの伝えたい想いがたくさんある場所で、「もし私がもっと有名だったら、もっとたくさんの人に伝わったのかもしれないな」と悔しくなるときもあった。

そんなことより。なにがだめって、25歳、すばらしい機会をいただいて、機会をいただけたことに満足してるみたいな感じがあったこと。それってかなりまずい。ぜんぜんいたっていないのに。頂いたチャンスに対して、私にはできることがもっとあるはず!ていねいに誠実にいこう。それでいて軽やかに。ユニークに。
26歳の決意表明でした。



今年も、よろしくお願いいたします!