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こんにちは!藤岡みなみです。
今回は先週四川省でパンダの飼育員体験をしてきたときのレポートです!
中国・四川省はパンダのふるさと。パンダ保護センターが、成都、雅安、臥龍の3つの地域にあります。しかし四川大地震以後、臥龍のパンダは全頭雅安に移されたため、現在パンダのいる保護センターは2カ所。ということで今回の旅では成都と雅安のパンダセンターへ行ってきました。
雅安のパンダセンターでは、事前に申し込みをすればパンダの飼育員体験ができます。日本人は1日だけの体験が多いらしいのですが、他の国からの旅行者は短くても1週間くらい飼育員体験をしているみたいです。今回私はもうひとつのパンダセンターにも行きたくて時間がなかったため2日間で申し込みました。
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雅安のパンダセンターはかなり山奥にあります。朝もやが山肌にかかり、仙人が出てきそうな雰囲気。
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雅安パンダ保護センターには現在80頭のパンダが暮らしています。総敷地面積が0.716平方kmあり、屋外運動場はとても広く、飼育されているといえども半分野生のような状態です。
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朝9時。受付をしたらさっそく作業着に着替えます。着ただけで気分は飼育員!シャキッとします。
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「スタッフ以外立ち入り禁止」のゲートをくぐり、パンダのバックヤードに向かいます。
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まずはパンダの部屋掃除。本物の飼育員さんに教えてもらいながら、普通に働きます。これ、大好きなパンダじゃなかったら「何故わたしは日本からやってきて、お金を払って労働しているんだろう・・・う○こだらけだし・・・。」と我に問いたくなるかもしれません。しかし憧れのパンダ様の部屋掃除をさせていただけて、このときの私は汗を流しながら最高にハッピーでした。うん○もくさくないし。抵抗ゼロって言ったらそれは嘘だけど。
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まず大きな竹をまとめて拾って、その後ほうきで笹を集めます。この部屋、パンダがたらふく食べて出て行ったあとの部屋なんですよ。まだ食べられそうな笹がたっぷりのこってる。完全に食べ散らかしている。
笹を全部拾ったら、モップがけをしてピカピカに。
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・・・とそこに!!なんと屋外運動場から帰って来たパンダが!この子はリンリン。この日最初に遭遇したパンダだったため、なんて近いんだ!!!ビバ飼育員!!役得!役得!!!と盛り上がったけれど、振り返るとこんなのはまだまだ序の口だったのでした・・・。
掃除が終わったら部屋に新しい笹を置いて、掃除のために屋外運動場に出てもらっていたパンダを室内に呼びます。
そしておやつタイム。
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おやつは、黒糖とナッツ類のにおいのするパンダ向けのパン、ニンジン、リンゴなど。300グラムに切り分けてねと教えてもらい、包丁を入れると、なんと一発で300グラムに。「パンダのおやつ切り分け界」に天才あらわる。
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おやつを持ってパンダに近づくとパンダもこっちに向かってくる!
鼻息荒く、「いいから、それ、ください」という雰囲気!
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そしてなんと素手でおやつをあげることに!!エーッ!!急接近!!
でも気をつけないと指までかじられてしまうので、はしゃぎすぎず、あくまで慎重に!
ちなみにさっき切り分けたこのパン、飼育員さんから人間が食べても大丈夫と聞き、OKをもらってこぼれたものをすこし食べたらすごくおいしかった。私がパンダだったら絶対笹離れする。
おやつが終わったらお昼休憩!ランチはパンダセンターの社員食堂でも食べられます。
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社員食堂のメニューは毎日四川料理。やはり。全て辛い!辛いけどおいしい!体動かしたあとだし、なおおいしい!!パンダパンもおいしかったけど私はやはり人間でよかったと思った瞬間であります。
食事のあとはすこし休憩。フリータイムも施設内のパンダの写真を撮りに走り回っていました。
(このブログの画像はアップする時かなり画質落としてます)
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午後はまたおやつをあげたり、ゆるりと飼育員さんをのお手伝いをします。今回お世話になった飼育員の曲さん。パンダ飼育員歴13年!
次の日も朝7時にホテルを出発、8時半にパンダセンターに着いてまた朝の竹掃除からやりました。
今回の飼育員体験。正直こんなにもパンダと接近できるとは思いませんでした。おやつも素手であげられるなんて、エッいいの?!ってこっちが心配しちゃうほど。私なんかがいいんですかって気持ちもあるし身の危険も感じて非常にスリリング。
私の体験した仕事なんて本当に一部で、全然働いたうちに入らないし、むしろ飼育員さんの仕事を増やしてたと思うのですが、それでも、一般の観光客と飼育体験者との間には大きな差があるように感じました。
パンダは絶滅危惧種だし、中国の国宝だし、とーーーっても大事に管理されてるはず。でもパンダを見るだけじゃなく滞在して、飼育員体験もしたい!エサやりだけじゃなくて掃除もやらせてください!というマインドの旅行者にはパンダセンターも優しいのかなと思いました。
だから四川旅行でパンダ保護センターに遊びに行く時は絶対飼育員体験がおすすめ!!
私も今度は1週間くらい滞在して、飼育員さんたちとももっともっと仲良くなったりしてみたいな~と思いました。
その他子パンダと直接ふれ合った話や、もうひとつのパンダセンターに行った思い出、四川での観光のエピソードなどなどまた書きますね。
再見♪