ぷーさんの卒業校、特に文系上位クラスは穏やかな人が多かったためトラブルがほとんどなく、安心して学校生活を送ることができました。でも直前期に入った頃から明らかに様子が変わったクラスメートがいて、とても気になっていました。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
本来は明るく前向きな、裏表のない性格でみんなから好感を持たれていたのですが、
12月に共通テスト対策の直前講習が始まったころから「あれ?」と感じることが増えたそうです。
直前講習といっても、ただ決められた時間にパックⅤなどを演習するだけなのですが、とにかく1科目終わるごとに彼女は周りの人に得点を訊いてまわるのです。自分の点数ははっきりとは明かしません。そして「パックⅤは問題が簡単すぎて、やっても意味ないよね~。」などと言っていたそうです。
また、指定校推薦や学校推薦型選抜入試を受験したと思われる友達に受験校や結果を訊いていたとのこと。
そして教えてもらった進学先の大学のHPを見ては
「なんでこの大学にしたんだろう?立地もいまいちだし、就職もそんなによくないのに。」などと悪く言うこともあり、ぷーさんも困っていました。
ぷーさんにも受験校を何度も訊いてきたので、根負けして私大の受験校の一部を伝えたそうです。
卒業式前日の朝、近くの席の友達と話していたところへ来て
「結局、早稲田って受けたの?」と訊かれて、近くに人がいるのに…と困惑したそうです。
あとから「誰にも言わないから教えて、って言ってなかった?」とやんわり?抗議したら
「もう終わったからいいかなと思って。」
とあっけらかんと言われたそうです。
高校卒業後、同じクラスだった別の友達と会ったとき、その人も彼女に対して違和感を感じていたことを知りました。
「なんかさ、問題が簡単だとか、『国公立の学校推薦型選抜って受かりやすいよね』って受けた本人に言うとか、ちょっと変だったよね。プライドが高いんじゃないの。」
ぷーさんは、よいところも知っているだけに複雑だったそうです。
そして、なぜこんなに様子が変わってしまったのかわからないと言っていました。
でも、私はそれまで断片的に聞いていた話からなんとなく彼女の気持ちがわかったような気がしました。
彼女は、もともと県外の難関大学に挑戦したいと言っていたそうです。彼女なら成績もよいし合格するのでは?とぷーさんと話したこともありました。
しかし、ご両親が難色を示したとのことで、最終的には自宅から通える、偏差値的にも安全校を受験したそうです。
もしかしたら、本人は納得していなかったのではないか?と思いました。
だから、周りの人の進路が気になったり、羨ましい気持ちを打ち消すためによくないところを探したりしてしまったのかもしれません。
第一志望にはなかなか届きそうにない…という状況は大変しんどいですが、
もしかしたら頑張れば手が届くかもしれないのに、受験することが叶わないとしたら、それはもっと辛いことだと思います。
「挑戦できる」ことは幸せなことだと気付かされました。
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