ぷーさんが文系選択を決めたとき、私は内心不安でした。なぜなら国語、特に現代文が絶望的に苦手だったからです。
そして文系上位クラスのほとんどの人は国語が得意科目でした。特別に対策しなくても現代文は点数がとれる、という人ばかりだったのです。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
高3での模試で浮き彫りになっていた弱点。さっぱり得点できない倫理政経と同じくらい、いや寧ろもっと深刻な科目が国語でした。
特に共通テスト模試が苦手で、全統共通テスト模試の学力レベル判定は第1回C→第2回A→第3回C、
とCが定位置になりつつありました。
注)第2回がレベルAに上がっているのは、古典が奇跡的に9割得点できたためです。
ぷーさんの「現代文弱」問題は中学生時代から認識していました。
高校入学後は数学と英語を優先して勉強していましたので、多くの時間を割くことはできませんでしたが
高2で、評価の高い参考書や問題集に取り組んだり、長期休暇には国語の講習も受けたりして改善を試みました。
現代文の得点力を上げるために、当時学校の先生や塾の先生からいただいたアドバイスは
・問題文を読むスピードを上げる訓練をする。
・問題文を読み進めながら設問を解く。
・選択肢を消去法で注意深く判断する。
主にこの3点でした。
上記3点を心がけながら
高3になってからは、共通テスト総合問題集や過去問を活用して演習を積みましたが…
問題文を読むスピードは若干早くなり、解き残しは少なくなりました。でもその分読み取りが雑になってしまったようで結局得点率はあまり変わらなかったのです。
入試本番では、なんとか大きく足を引っ張らない程度に、踏みとどまることができた感じですが、
結局現代文の「肝」のような部分は全く掴めないまま受験が終わってしまいました。
先日、河合塾のコラムが目に留まりました。
「共通テストの国語で、80分で現代文、古文、漢文全てを解ききることができない。どうすれば時間を短縮できるか?」という悩みへのアドバイスでした。
「そうだよね、悩んでいる人も多いよね。」と共感しながら読んでみると
「問題文の速読を意識しすぎるのは良くない」とはっきり書かれています。
「え?じゃあどうすればいいの?」と思い読み進めていくと
・時間を短縮するには、設問を素早く解くこと。
・消去法に頼っていると時間がかかる。
・設問の要求を理解して、解答として必要な内容を問題文から積極的に掴み取ること。
とありました。
そうだったのか…確かに言われてみれば理にかなっています。
ぷーさんがずっと意識していた、問題文の速読と消去法は好ましくないやり方だったということになります。
そして読解力を上げるために最も有効な学習は「記述式の問題に取り組むこと」。
共通テストタイプの選択問題ばかり演習しても、読解力を上げることは難しいということなのですね。
どうしても、努力の成果が表れにくいイメージがあるために、なかなか時間をかけることが難しい現代文ですが、
高1高2の間に、できるだけ「記述式の問題に取り組む」ことが大切、とのことでしたので、現代文をテコ入れしたい方はぜひ取り入れていただけたらと思います。
お読みくださりありがとうございます。
いいねを押していただけると大変励みになります。
☆いつも押していただいている方、本当にありがとうございます
受験は情報収集が大切です私もこちらのブログに助けられました。↓ぜひご覧になってください↓