生徒、保護者からの関心が集まる指定校推薦入試。今は校内選考が終わって出願の時期ですね。
ぷーさんの卒業した中堅高校では一体どのくらい指定校推薦枠を持っていたのか?等々振り返ってみました。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
ぷーさんの卒業校の偏差値は62~65程度と記載されていることが多いのですが、感覚的には「そんなにあるのかな?」というのがぷーさんの意見です。
旧帝大の合格者は毎年10数人。東京一工と言われる最難関大学については数年に1人合格者が出るかどうか。
レベル感をお伝えするのは難しいのですが…なんとなくお察しいただければと思います。
そんな中堅私立高校の、指定校推薦について。
まず、指定校推薦枠の数と指定校推薦に応募する生徒数の増減について令和3年の数をその5年前である平成28年と比較しました。
指定校推薦枠は1.35倍
応募者数は2.44倍
共に増えています。
続いて、どのような大学の推薦枠があるかについて。
詳細を明記することができませず申し訳ありませんが
難関私大・有名私大のみについて、ざっくりとお伝えしますと
早慶上理 計5名程度
GMARCH 計15名程度
関関同立 計15名程度
(公開されている情報と口コミの情報が混在しますので、凡その数字です)
生徒数が多いので、単純に計算すると上位7%程度の成績でないとGMARCH、関関同立の指定校推薦は獲得が難しいということになります。
中堅高校あるある?ですが、やはり一般入試×国公立大学の合格実績が欲しいので、先生方は指定校推薦入試を推奨しません。
枠自体、相対的にとても少ないのではないかと思います。
ですから、指定校推薦で大学進学を希望する人には全くお薦めできない学校です。
でも、視点を変えるとそれが良いところでもあったように思います。
よく「学力がないのに、指定校推薦で難関私大に合格した子がいるのでもやもやする」という話を聞きますが、ぷーさんの卒業校ではそのようなことはないようでした。
学校によっては、評定の嵩増しをしてでもねじ込む、といった噂を聞きますが、
評定基準に達していなければ他の応募者がいなくてもエントリーできないので、そういったこともありません。
少ない枠なので、校内選考では一般入試でも合格できたと思われる人が順当に選ばれていたように思います。
今は有名私大の指定校推薦枠を豊富に持っているかどうかが、学校選びの重要な基準になっていると聞きますが、私自身はあまりそのような考えはありませんでした。
極端な例えですが、校内で上位1/2に入っていればGMARCHに推薦してもらえる好条件の学校に入学して、境界線付近の成績だった場合
子どもも親もとにかく「もらえる側」に入るためにどうにかして成績を上げることを最優先するのではないでしょうか。
そう考えると、「大学受験のためではない学びや幅広い経験が得られる学校生活」が魅力で選んだはずの学校で、そのメリットを実際には享受できない人も意外に多いのではないかと思ったからです。
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