ぷーさんがお世話になった英語教室のカリスマ先生。
先日、ある生徒さんの中学受験と塾についてお話したときの様子を再現しました。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
カリスマ先生の英語教室では、小学校低学年からレッスンを続けている生徒さんが多いのですが、中学受験する場合は5、6年生の間お休みして、受験終了後に再開することがほとんどです。
ある生徒さんは、中学受験で燃え尽きてしまったのかレッスンを再開してもなかなか身が入らず、先生は心配しているご様子でした。
ある生徒さん
中学受験のため、課題が多いことで知られるB塾へ通う。
首都圏の超難関校は惜しくも不合格。
地元の難関中高一貫校(S中学)に進学。
先生「5年くらい前までは、中学受験をして燃え尽きてしまう生徒さんはいなかったように思います。」
私「年々、中学受験の勉強が大変になってきているんでしょうか?」
「私も詳しくはわかりませんが…通っている塾が原因ではないかと思います。」
「塾ですか?」
「以前は、中学受験と言えばみなさんE塾でした。英語のレッスンはお休みされる方が多かったのですが、それほど過酷ではなかったという印象です。」
「今は?」
「今は、E塾よりも、A塾やB塾に通う方が多くなりました。E塾と違い、かなり宿題が多く、夜中の2時までかかっているという話を聞くことがあります。小学生には負担が大きすぎるのではないかと心配です。」
「それは、心配ですね。」
「一番の違いは、塾側が、地元だけでなく全国区の難関校を受験させようとすることです。」
「ええ?本人やご両親が希望していなくても?」
「よくできる子には「『地元だけでは勿体ないから、ぜひ挑戦しましょう』と洗脳してしまうんですよ。」
「受験勉強も負担ですし、実際に入学するとなると大変ですよね。」
「初めは全く考えてなかったお母さまもその気になってしまって、もし首都圏の難関校に合格したら、お父さまを地元に残して上京する、と仰ったので本当に驚きました。結局、そちらはご縁がなかったそうですが…。」
「でも、S中学には合格されたんですよね?充分すごいと思いますし、ご家族にとってはこれで良かったような気がします。」
「私もそう思います。…ですが、もともとよくできるお子さんだったので、B塾で毎晩遅くまで大変な思いをして課題をこなさなくても、S中学であればE塾で充分合格できたのではないかと思います。ここでしか言えませんが…。」
もともと地元にはなかったA塾やB塾の進出によって、中学受験の風景が変わりました。
首都圏や関西圏でトップの進学実績を誇るブランド塾は魅力ですが、かなりハードなカリキュラムのようです。
全国区の超難関校に照準を合わせた勉強量をこなして授業について行けば、「大は小を兼ねる」ので地元の私立中高一貫校には合格できる、という考え方のようです。
このようなブランド塾に通って中学受験するには、
お子さん自身もご家族も日常を犠牲に、というと語弊がありますが、かなりコントロールする覚悟が必要だと感じました。
これに対して、初めから地元の中高一貫校への合格が目標であれば、必要な学習量も絞り込まれますし、慢性睡眠不足に陥るほどの過酷な受験勉強をしなくても、合格できる可能性はあるわけです。地元の中高一貫校の傾向分析はやはり地元の老舗的存在の塾が力を入れていますし、得意とするところと聞きます。
近年の進学実績はやや押され気味だとしても、
「背伸びしすぎず、余力を残しての受験」が本人に合っている場合は、地元の老舗を選ぶほうがよいのでは?
というのがカリスマ先生と私の共通の意見でした。
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