幼少期に成功体験を積むことが大事と言われています。
子どもの自己肯定感や学童期以降の勉強への意欲にも影響すると聞いて、私はとても不安でした。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
ぷーさんは、「成功体験」が少ないです。
幼少期はほぼゼロです。
幼稚園でやるあらゆることが
遊具を使った遊び、折り紙、工作、ボール遊び、縄跳び、跳び箱、鉄棒…等々
あっと言う間に、中にはその場ですぐできる子もいるのに、ぷーさんはできるようになるまでとても時間がかかる、
もしくはできないままでした。
ですから、競争に「勝つ」こともできません。
常に「負ける」か勝負にもならない状態でした。
一番苦手だった水泳は…
幼稚園で水遊びを嫌がる。
スイミング教室では、どうしても顔を水につけられず短期教室で挫折。
顔を洗面器につける練習に苦戦。
父さんがプールへ連れていき水慣れの練習のはずが
泣かれるのを恐れ常に浮き輪着用だったことが発覚。
通常の水泳教室では迷惑をかけてしまうので、
マンツーマン指導を受ける。
それでも顔を水面につけなくてもいいビート板以上は進めず
泳げるようになりませんでした。
ぷーさんは、新しいこと慣れないことを不安がり
やりたがらなくなりました。
これではまずい、と思い、
習い事や練習することを見直しました。
周りにできる子が多いと焦りますが、ぷーさんの様子を見て
「今は頑張ってもできない」と判断したものは一旦撤退。
そして、「できないと小学校で毎日困る」ことを最優先して
やることにしました。(基本的な読み書き計算が中心です。)
小学1年生の勉強はゆっくり落ち着いて取り組めば、
縄跳びや鉄棒の練習よりも簡単にできます。
上手くできなくても、痛くありませんしけがもしません。
そして、やったことが形になって残るため
小さくても達成感は得られます。
ぷーさんにとっては、水泳はもちろん、運動系芸術系のどんなことよりもハードルが低く取り組みやすかったのだと思います。
小学校に入学して、ぷーさんの様子は変わりました。
「おべんきょう」が始まり、やっと「自分もみんなと同じようにできる」ことができて安心したのだと思います。
幼稚園の頃は何かを怖がったり、不安がったり、できないことに悲しくなったりして泣いてばかりいたのですが、小学校に入ってからはほとんど泣くことはなくなり笑顔が増えました。
ぷーさんの場合は、幼少期に「成功体験」が少ないことで勉強嫌いになることはなく、反対に「勉強」に救われ、自己肯定感を何とか保つことができたと言えます。
少数派かもしれませんが、このようなタイプのお子さんもいらっしゃるのではないかと思いました。
※水泳は小学5年生に再挑戦してクロールで泳げるようになりました。
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