中学受験の体験記で「受験を通じて子どもが大きく成長できた」というフレーズをよく目にします。今回は受験と子どもの人間的成長について考えてみました。
ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
我が家は残念ながら経験できていませんが、中学受験を通じて成長できたのは具体的にどのようなことか?
周りの方のお話などからまとめてみました。
・目標に向かう心構え
・継続的に努力すること
・計画性
・実行力
・自分を律すること
・挫折から気持ちを立て直す精神力
・苦手なことにも向き合う粘り強さ
・他者への思いやりや感謝する心
など、物事に取り組む上で大事なことが身についたり、心を育てることができたとのことでした。素晴らしい
では、ぷーさんは大学受験を通じて成長できたのか?
努力して学力を伸ばすことはできたと思いますが、人間的成長と言われると…?
強いて言えば、もともとの性格として持ち合わせていた「真面目」「コツコツ型」という部分が上手く引き出されて
上記の中ですと「自分を律すること」「継続的に努力すること」に活かされたように思いますが、
基本的に大きな変化は感じられませんでした。
また、ぷーさんは淡々としていて受験生らしい「気迫」が感じられないことが気がかりでした。
そんなぷーさんから、初めてはっきりと熱量を感じたのは共通テスト後の二次試験と私大の直前対策に入った時期で
難しい問題に取り組みながら「合格したいというより、もう少しできるようになりたい」と漏らしたときでした。
そして、ほとんどのクラスメートが自宅学習を選択する中、敢えて登校して理系の人ばかりの講習に参加したのも、普段のぷーさんからは想像がつかない行動でした。
あの気弱なぷーさんが、強い意志を見せるようになるなんて!
直前期になって私の全く知らない新たな一面を見た気がして大変驚き、「受験で成長するってこういうこと?」と感動したのですが…
これは「火事場の馬鹿力」だった気がします。
なぜなら、この「精神的な強さ」が受験終了後日常に反映されることはなく、まるで魔法がとけたように元のぷーさんに戻ってしまったからです。
先日、「うーん、この科目もしんどそう…」とぼやいてばかりでなかなか履修登録が進まない様子を見て、
あのときはかなり精神的に追い詰められていて、普段にはない何らかの力が働いたのだろうと思いました。
※あくまで我が家の場合です。
やはり、劇的な目を見張るほどの人間的成長は
年齢的にさらに素直で、柔軟で、吸収できる時期である中学受験だから獲得できるのかもしれません。
リスクは大きい分、乗り切れたときに(合格ではなく完走という意味で)得られるものも大きいのだろうと思いました。
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