医学部受験と母の覚悟 | 中堅高校からの大学受験 ~2022旧帝大合格

中堅高校からの大学受験 ~2022旧帝大合格

中堅高校から旧帝大へ進学した子どもの受験を振り返りたいと思います

 

ご訪問ありがとうございます。

2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。

高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。

合格大学は旧帝大のほか

早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。

どなたかのご参考になれば嬉しいです。

 

こんにちは。お時間を割いてお読みくださりありがとうございます。いいねを押していただいている方、いつも本当にありがとうございます ニコニコ

ぷーさんの幼稚園時代から親しくさせていただいている数少ない「ママ友」。

その中で二人のお子さんが国公立医学部に合格した方がいらっしゃいます。ここではAさんと呼ぶことにします。Aさんのエピソードを時系列で振り返りたいと思います。

 

 

幼稚園時代 ぷーさんと同じ幼稚園でした。小さなお子さんの足ですとご自宅から幼稚園まで徒歩30分弱の距離を、荒天の日を除きいつも歩いて登降園されていました。

歩くことで体も丈夫になるし、自然に触れ、いろいろな気付きが得られることを大切にされていたようです。

私は、ぷーさんが歩き疲れてぐずつくのが怖く、自転車派でした。

 

 

小学校時代 お子さんが上級生の乱暴な振る舞いの被害にあったとき、学校の先生同席のもと相手側のご両親と対面で話し合いの場を持ったそうです。不安がるお子さんに「お父さんとお母さんが絶対に守るから大丈夫」ときっぱり仰ったそうです。

私なら子どもと一緒に動揺してしまい、初動が遅れた可能性があります。

 

 

中学時代 幼稚園時代のママ友つながりでランチ会が企画されたときのこと。

あるママが「とても素敵なお店だからぜひ」と¥5000のランチコースを提案しました。私がAさんに連絡したところ、

5000円のランチは私には高すぎるからご遠慮するわ」と仰ったのです。

Aさんのご主人はお医者様ですし、ご自宅や車、身に着けていらっしゃるものから見てもそのように仰ったことが意外でした。

 

 

「うちは二人とも医学部志望だけれど、私立は自宅から通えるところを受験してほしい、と言っているの。頑張っている子どもにお金のことで制限をかけておきながら、私が5000円のランチをいただくわけにはいかないわ。」

 

 

堅実で筋の通った考え方をされていること、また正直で見栄を張らないところがすばらしいと思いました。

※とはいえ、私から見たらかなりの富裕層です。ランチ会はお店を変更したので、Aさんも参加してくださいました。

 

 

高校時代 勉強については口出しせずお子さま自身に任せていたようですが、(過干渉になりがちな私は反省です)

大手塾に加えお子さまが希望したら専門塾も併用するなど学びのための費用を惜しまず、

お子さまの好きなもので栄養バランスのとれたお弁当を毎日2食分作り、家で過ごす時間は僅かだからとリラックスできるよう心を砕いていらっしゃり、本当によい距離感でサポートされていました。

 

 

そして、下のお子さまもこの春見事国公立の医学部に現役合格されました。お会いしたときにお祝いを言ったのですが、笑顔でありがとうございます、と応じながらもAさんのテンションは喜びを爆発させている感じではなくいつも通りでした。

まだまだ先が長いですから…。」

 

 

Aさんの表情から、医師を志すということは、高い学力だけでなく本人は勿論ですが支える家族の覚悟が相当に必要であることが伝わってきました。

 

 

 

 

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