~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

 

            二、ダニヤ

 

二十、牛飼いダニヤがいった、

     「蚊の虻もいないし、牛どもは泥地に茂った草を食んで歩み、

     雨が降ってきても、かれらは堪え忍ぶであろう。

     神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

二十一、師は答えた、

     「わが筏はすでに組まれて、よくつくられていたが、

     激流を克服して、すでに渡りおわり、彼岸に到着している。

     もはや筏の必要はない。

     神よ雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」