恩師のご講演ラジオ放送より
 

心の扉―24
 

主題:過信は身を亡ぼす。
 

おはようございます。

長尾弘です。

自信と言う言葉があります。

誰もが自信を持ちたいと思っております。

自分がいるから、自分がするから、

自分があってこその世の中、

こんなふうに思いがちです。
 

そしてそう思う人はみんな苦しんでいます。

不思議なようですが、自信のある人ほど、

苦しむのです。

例えば、詩人の石川啄木は、

小さい頃から天才と言われ、

自信の塊のような人でした。
 

なのに仕事はない、生活は苦しい、

友人もできない、と、

苦しいことばかりでした。

自分にはこんなに才能があるのに、

何故、世の中は認めないのか、
 

何故、うまくいかないのか、
そう思い続けて苦しんでいたようです。

そんな石川啄木も時には振り返る

ことがあったようです。

友が皆、我より偉くみえし時、

花を買い来て妻と楽しむ。

自分が偉いのでも、何でもない、

誰もが尊いのだと、

気付くことがあったのでしょう。