政治家と差別に起因する怨念から来る言動
― 2025年7月20日の参院選に向けて ―
永井津記夫
私は以前に「商人(殷人の遺民・流浪の民)とユダヤ人」というタイトルのブログを書きました。中国の初期の王朝に甲骨文字で有名な“殷”があります。「殷」は次の王朝の“周”が付けた呼び名で、殷の人々は自分の国を“商”と称していました。したがって、私たち日本人がよく使う「商人」というのはもともと「殷人」を意味しています。
以下にそのブログの前半を引用します。
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商人(殷人の遺民・流浪の民)とユダヤ人
『漢字語源辞典』(藤堂明保著 学燈社刊 1965年初版発行)の「商」の項目のところで、「商人あきんどの由来」の説明がある。
「商人あきんどの由来」
〈説文〉によると、商売、商賈などの商の字は正確には 貝 の字で書くべきで、この字は「貝+商の省声」である。〈説文〉には「商とは行賈あるいてうるなり」とあり、今日の「行商」というコトバがこれに当たる。店をかまえ、庫に財貨をしまいこむのが賈コである。賈の字の上部は覆の字と同じで、財物をカバーすることを示すから、庫と賈は同系のコトバである。それに対して商とは、一定の店や庫をもたず、転々と行商するものである。
周人が殷人を滅したあと、その遺民の一部を宋ソウに集め、その技術者を奴隷として、魯や衛エイの諸侯に分配した。しかし多くの遺民はジプシーと化して、各地を転々とし、交易によって糊口をしのいだ。またその一部は賤民となって、賤業(皮匠や屠殺業)を営んだ。彼らは周人より手芸や知能には長じていたが、いかんせん、滅ばされた民にすぎない(殷から2000年をへているのに、なお「殷人は賎民だ」という意識が残ったものとみえる)。商の国の人が交易を行なったために、やがて各地を歩いてあきないをする人人を、商人と称するようになったのである。
なお戦国から漢代に降っても、なお商人は、農民よりも一段低い人間だという固い潜在意識があった。呂不韋リョフイがあきんどより起こって、秦の宰相となったという事実はあっても、商人そのものに対する価値づけは低い。その伝統の根底には、商人は亡民や賤民の仲間だという、潜在意識があったのかもしれない。
(※殷が周によって滅ぼされたのは紀元前1046年、日本では縄文時代の最晩期にあたる。)
という説明がある。「“商人”が中国の儒教思想の中で蔑視され、中国の影響を受けた“小中華”の朝鮮ではさらにこの傾向が強い」というような知識を漠然と持っていた(だけの)私は驚いたのである。
① (殷人の)多くの遺民はジプシーと化して、各地を転々とし、交易によって糊口をしのいだ。
※この状況はアシュケナジーのユダヤ人(現在のウクライナのあたりにあったハザール王国を滅ぼされたハザール人など)がヨーロッパ各地に散らばり商売で生き延びてきた状況を連想させる。
② その一部は賤民となって、賤業(皮匠や屠殺業)を営んだ。
※この状況は日本における部落差別を連想させる。皮革産業(皮匠)や屠殺業は被差別部落地区の主要産業となる場合がよくあった。
①や②のような連想が「商人の由来」を読んですぐ浮かんだのである。中国の河南省安陽付近に拠点を置く殷王朝が占いに使った卜辞の文字が甲骨文字で、その文字が漢字の始まりと考えられており、殷人は文字を創り出した優秀な民族であったと見られるが、周によって殷“国”が滅ぼされたあとは、生き残ったもの(遺民)の一部は奴隷となり、他はジプシーとなって各地を流浪し行商をして食いつないだのである。
たとえ優秀な民族でも国防を怠れば(国防に欠陥があれば)国は滅ぼされ、大多数は殺害され、残りは奴隷にされるか、逃げ回って蔑視される“商人”となったのである。
………(中略)………
現在のような腰抜け・軟弱町人政権の自公政権が続けば日本人が古代の殷の“商人”のように、またユダヤ人のように世界の各地を故国を失って放浪することになりかねない。
今、悪逆非道無法の日本周辺国(中韓北露米)の危険性を感知し、日本を守ろうとする勢力がこの参院選に登場してきた。本物の“与民”政党、与民政治家になってもらいたい。
国民の利益を目指す与民政党よ、いでよ‼❣
反民政党ども、消えてなくなれ‼❣
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というように2022年7月6日のブログで述べました。3年前の参院選を前にして出したものです。
国民の利益を目指す与民”マスコミ・メディア”よ、いでよ‼❣
反民"マスコミ・メディア"(朝日、読売、NHKや他の民放)ども、消えてなくなれ‼❣
中韓北露米の日本周辺国の政権は私に言わせれば悪徳無法非道の政権が支配する国です。とくに、中韓北の政権はその国々の国民(人民)にとって最悪の政権で国民の利益を大きく損なう悪徳無法非道の政権です。日本の反民メディア(NHKや朝日など)は人民を苦しめるこれらの政権を擁護するかのような報道をし、日本(国民)の利益(日本国民の安全・名誉・幸福・平和)に反する報道をし、無法非道の政権の中韓北を間接的に(場合によっては直接的に)応援することが稀ではありません(米国の現トランプ政権は悪徳無法非道の世界に害をなす「米民主党政権+DS」を滅ぼそうとしている政権で私は期待しています)。
日本のマスコミ各社が米CIAと協定を結んでいると言われていますが、我が国の報道機関が外国の情報組織と協定を結ぶなど言語道断のことです。これは、米民主党政権とそれに寄生するDS勢力が日本をコントロールするためにとっている政策でしょうが、現在、米トランプ政権は米国民の利益に反する行動をしてきた米民主党政権(+DSと民主党政権下でCIAの走狗と化した米マスコミ・メディア・SNS)が構築してきた制度を壊滅させる仕事をしています。しかし、日本をコントロールするための米国にとって有利な米民主党政権が構築した日本マスコミ支配体制をみずから放棄はしないでしょうから、日本からこの放棄を強く求める必要があります。各国の自国ファーストを認めるトランプ政権はこの要求を認めざるをえないはずです。※米民主党政権がコントロールする米マスコミと日本のマスコミが提携していますが、これもやめさせるべきでしょう。日本国民の利益になりません。昨年の米大統領選で米民主党政権よりの報道を続け、あたかもカマラハリスが有利であるかのような内容を繰り返しました。
日本のマスコミは中国(中国共産党)とも協定を結んでいるかのように中共にコントロールされています。中国(=中共)は米国の真似をしているのでしょうが、日本のマスコミの反民的立場は、岸田、石破などの日本の自公政権と同様に目にあまるものがあります。“脅しと金から来る”当面の利益に 目がくらんで正常な判断ができないのでしょうが、日本国民の利益を無視する立場には表現する言葉がありません。国民が選挙によって与民政党、与民政治家を選び出すしかありません。
神仏の冥助の無い組織―家庭も会社も政党も三代もたないと言われています(これは三代で消滅するという意味ではありません。家を例にとれば生き延びても子孫は底辺の社会の中で呻吟するということです)。この三代は以前のブログで9×3×3=81年、であると述べています。一世代を9×3で27年、三世代はこの27年を3倍して81年ということになります(最初の9は九星から)。つまり、神仏の冥助の無い中国共産党政権や、戦後に新たにできたと見なせるNHKなどの日本マスコミや自民党や社会党(これから派生した立民など)、日本共産党等の政党群も滅びのサイクルの中にあると言えます。 滅びのサイクルにある政党やマスコミの復活の要素は、トランプ政権と同様に、「日本人ファースト=日本国民の利益(安全・名誉・幸福・平和)を図ること」であり、もっと神仏に敬意を払うことです(もちろん、亡くなった祖霊に対しても。太平洋戦争で日本を“守る”ために亡くなった兵士や、無法な原爆投下や空襲で亡くなった一般市民の人々に対しても)。
「怨み(怨念)という悪魔の心」に敬意を払っていれば(囚われていては)滅びるしかありません。
私は政治家になろうと考えたことは一度もないのですが、政治家になりたい人は日本でも外国でもそれほど希ではなく存在するようです。あるネットのサイトでは就職先の見つからない若者に(地方議会の)議員になることをすすめています。
私は世界の政治を見ていて、米国やヨーロッパではユダヤ遺民の子孫が政治に大きく関与し、アジアでは(マレーシア、インドネシア、シンガポールなど)中華系の移民(その多くは殷人[商人]の遺民と関係があるか?)が政治の中心にいることがよくあります。
この点に関連して2022年8月に書いた拙ブログ『SVO言語とSOV言語』の中で次のように述べています。
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※中国と米国がよく似ているのは、支配層の中に「“商人“=殷人の遺民・流浪の民の末裔」と「“ユダヤ人“=故国を破壊され奴隷化され流浪の民・商人となった者の末裔」が多数いて巣くっているように思われることである。
現在の米国の(主として民主党)政権に寄生して世界を支配しようとするDS(Deep State)は、大多数ユダヤの流浪の民の末裔で、奴隷にされてきた(あるいは奴隷状態に近い差別的状況の中で暮らさざるえなかった)怨念のDNAと(その奴隷状態を逆転させ)世界の人々を奴隷的に支配しようとする強欲のDNAとを深層意識に併せ持つ支配層(≒金儲け第一主義の商売人)である。世界の人々を幸せにしようとする哲学や宗教心は持ち合わせていない (世界には敬虔なユダヤ教徒が多数いることはよく承知している)。 同様に、現在の中国の支配層も米国の支配層のユダヤ人と同じような“怨念”のDNAを持っている。
この“怨念”が米国人大衆の不幸であり、中国人大衆の不幸である。中国や米国の現在の状況はその国に住む人々を幸せにしないし、世界の人々の利益(=安全・名誉・幸福・平和)を損なう。(2022年8月17日追記)
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流民・難民となって世界に散らばったユダヤ人も、同じく殷人(商人)の遺民も、理不尽な差別と蔑視にあいながらも必死に生き延びて現在まで生をつないできたと言ってよいでしょう。人間とは、通常、理性的で公平な判断をするようにはできていません。大多数の人間は“”よそ者“”に対しては排他的で差別的だと見て大きなまちがいはないと思います(少数の差別をしない人たちがいることは十分承知しています)。
ユダヤ系遺民の子孫と商人(殷人)の子孫の骨肉にはこの差別に耐えてきた記憶が刻まれていると考えられます。言いかえれば、彼らにはDNA(遺伝子)レベル(深層意識レベルと言う方が正確か?)で差別の記憶が刻まれていると言えます。深層意識に“差別の記憶”が刻まれているとどうなるでしょうか。
虐待を受けた子供が親になったとき、自分の子供に対して虐待をしないのかというと、大半の親(約7割)が虐待を繰り返すという調査結果が出ています。自分が虐待を受けたのだから自分の子供には虐待をしない、というようにはならない人が大半だ、ということになります。これは、姑からイジメを受けた嫁が自分の息子の嫁に対して同じようなイジメをすることがよくあるのと同じことだと思われます(人間とはこのような愚かで残酷な心に動かされる存在です)。
つまり、残念なことですが、差別を受けた者やイジメを受けた者は、差別をしない側やイジメをしない側に立つこともあり得ますが、大半は差別やイジメをする側の人間になることが多いのです。
近い世代の差別やイジメはよく分かるのですが、長い年月をかけて刻まれてきた差別とイジメの記憶を深層意識に持つ者はよく観察しないと分かりません。彼らが社会の指導者的立場に立つと、多くの平穏に生活していこうとする人々にとって有害である場合が多くなると思われます。
つまり、“差別の記憶”を深層意識に刻むものが、政治家になると、国民の利益を考えて行動しなければならないのに、逆に“それまでの恨みを晴らす”ような行動に出る可能性が高くなります。この傾向が日本の政界、とくに、国会において、いま顕著にでてきているように思われます。
いちおう日本に出自を有する国会議員でも、深層意識に日本に対する“怨念”を抱くものがかなり存在するように見えます。その怨念が政治家になる(深層意識的または表層意識的な)動機であるように私には見えます。まして、両親や祖父母の中に日本に怨念を抱く国に出自を持つ者が国会議員になれば、日本国民の利益になるような行動をとらない場合が多いと思われます。もちろん、例外もあるでしょう。
日本国民の大多数の利益になる行動をしてくれれば、政治家たちの出自などは問題ではないのですが、そうでないから困るのです。
そして、今、反日洗脳歴史教育をしている国、とりわけ、中国に出自を持つ者が、日本に簡単に帰化し(これも日本の国会としてこのような状況にしてきました)、政治家として活動しています。彼らは日本国民の利益(=安全・名誉・幸福・平和)のためには働かず、中国の利益のために行動します。これに呼応して、彼らの目の余る行動を容認し、側面援助している者が、日本に出自を持つと思われる自公の与党議員の中に少なからず存在しており、立民、維新、令和などの野党にも無視できない数でいるようです。彼らには日本国民の利益、安全や名誉などを守るという意識が欠落しているのでしょう。また、“日本人のために平和を確立する”ということが何を意味し、何をしなければならないのか、といことが理解できていないのでしょう。このような愚かな政治家は排除するよりほか有りません。
この原因をつくったのは、戦後、日本を軍事占領し統治したGHQによるWGIP(戦争犯罪意識埋込み計略)です。欧米がアジアやアフリカを(南北アメリカ大陸も含めて)植民地化し、非人道的植民地支配を行なってきたことを覆い隠すために自分たちの行動を棚に上げて日本の“”大東亜解放戦争(太平洋戦争)“”を“侵略戦争”とし徹底的に日本人に刷り込んできました(この刷り込みを利用しているのが中国共産党政権であり、南北朝鮮の政権です。あるいは、本当に信じ込んでいるのかもしれません。毛沢東や周恩来は信じ込むほどバカではなかったと思いますが)。この米国の策略は戦後の日本人に刷り込まれてきました。これによって当時の日本と〝日本軍〟を悪党化することにほぼ成功したように見えましたが、ここに来て、戦争の真実を知る若者も増えてきたように思われます。広島と長崎に原爆を投下し女性子供老人を含む何十万人の一般市民(=非戦闘員)を虐殺したのは当時の米民主党政権が支配する米国です。戦争犯罪国家として断罪されなければならないのは(当時の)米国です。
このWGIPの影響を強く受けたのは戦後の〝墨塗の教科書〟で教育を受けた生徒(現在90歳の人もこの教育を受けている)であり、それ以後の生徒はその影響が強く残る戦後の教育を受けてきたので、「日本が戦争でひじょうに悪いことをした」と思っている者も少なくない状況です。今、国会議員になっている人たちも、戦前、いや、もっと以前からの欧米の植民地主義と帝国主義の歴史を知らず、「戦前の日本(軍)を悪党化」しようとした米国(GHQ)の策略にはまっている人が稀ではなくいます。
今、自公などの与党と立民、維新、令和などの野党に巣食う、日本人や日本の国に憎悪・怨念を深層意識的にまた、表層意識的に抱く議員たちを排除することが本当に不可欠です。それが日本国民に利益(安全・名誉・幸福・平和)をもたらします。
参議院選挙が7月20日行なわれますが、日本人の利益を最優先する政党および政治家を選ぶことが今ほんとうに大切です。 (2025年7月8日記)


