Jクラフトマンの製作日記

Jクラフトマンの製作日記

ハンドバッグ工房『ジェイクラフトマン』がご提供するBLOGです。

モノ作り・雑感などを綴ります。


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JapanLeatherAward2018に今年もエントリー致しました。

 

2016年のメンズ部門2位受賞から3回目となり、

 

今回はリベンジに燃えて製作に励みましたので、

 

ご紹介させて下さい(^^

 

まず、今回からバッグのエントリー部門が

 

メンズ・レディスが一緒になり、「バッグ部門」となりました。

 

全部門は、「フットウェア」「バッグ」「ウェア」「フリー」「学生」

 

の5部門です。

 

テーマは決まってないので、各部門自由な作品で

 

誰でもエントリー出来ます。

 

JapanLeatherAwardもたしか2011年頃から始まったので、

 

もう8回目でしょうか。

 

毎回、選考方法や、展示場所をブラッシュアップし、

 

今回は二子多摩川が展示の場となりました。

 

随分とセレブな街に来たじゃやないですか~(^^

 

 

さて、前置きはここまで、早速製品の開発について。

 

 

先ず、テーマが無い という事が一番難しかったです。

 

まぁ、前回もなかったのですが(^^:

 

なので、試行錯誤の末に、「製造者として一番作り難い物」

 

をやってやろうと決めました。

 

理由の一つは、他社が真似したくならないような手間の掛かる事、

 

そして、革が表現できる造形への挑戦です。

 

左右前後上下非対称なものほど作りにくいのですが、

 

造形に拘ると、使い勝手が悪くなるので、当然使用時の事も

 

考慮しながら内容品のサイズや容量にも配慮しました。

 

先ずデザインを考えながら、頭の中で縫製手順を想像し、

何回も何回も想像で製作していきます。

次に実寸を書き出し、バランスを整えます。

 

その後は、薄紙を使いシーチング模型を作ります。

 

模型で立体感を確認し、更にバランスを調整し、

 

いよいよ本型紙の製作です。

本型紙は、革の厚さや縫い代を考慮しながら作ります。

 

カーブの距離は革の硬さなども影響し、

 

合わせるのが難しいのですが、生地で仮縫いして何回か調整します。

すべての型紙が完成したら、次は各箇所の補強の検討です。

 

縫い代のパイピング革、本体身頃の張り感、マチの堅さ・強度

 

底の堅さ、背負い手の付け根などあらゆるところに補強を施します。

この作業が疎かですと、使用中に型崩れや劣化に繋がります。

 

次に縫製する革と糸のマッチング、裏地色の選定、ポケットの大きさ

 

革断面の塗装(コバヌリと言います)、金具メッキ色選定などを決め、

 

いよいよ各部品の裁断です。

 

その後、縫製部分を薄くする「革漉き」

革断面の「コバヌリ」

背負い手革の「貼合わせ」

 

などの工程を経て、ミシン縫製に入ります。

ここまで、約1週間掛かってます。

 

今回のデザインは間口に拘った為に、縫製がかなり複雑です。

 

一度縫っては、ひっくり返し、裏地を付けてはまた縫い返す

という作業を3回ほど繰り返します。

その為に、革が狭い間口を通過する際に革のシワが生じる恐れがあります。

 

革がシワにならないように、手袋をし、丁寧にゆっくり時間を掛けて

 

返していきます。

 

だんだん袋状になるにつれ大きくなるので、ミシンの懐を通すのも大変になります。

事前に部品毎に金具や、背負い手、間口のファスナーなども付けているのでそこそこの重さもあります。

 

完成です。

作品タイトルは【Brnch Point (分岐点)】としました。

 

機能や色、流行のスタイルに左右されないような個性的なバッグを持つ時代の分岐点という意味です。

 

洋服のオマケではなく、このバッグに合う服装を考えるような存在でありたいという気持ちを込めました。

 

《製品仕様》

革:牛革シュリンク/墨黒

裏地:綿100%

サイズ:W420×H540×D110

重量:1600g

参考価格:150,000円(税別)

受注生産品

 

 

 

 


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先日 i:ENGINEERという、WEB上のオウンドメディアに取材されました。

 

弊社の地元〝八潮市”を中心に、近隣市町村の町工場のおやじ達が集ってできた『Dekitech (デキテク)』の取材です。

 

Dekitechとは、業種を超えた町工場がコラボして、

 

「楽しんでなにか突き抜けたものを作ろう」

 

を合言葉に夜な夜な悪だくみをしている集団です(^^

 

↓こんなもの作ってます。

 

よかったら、コンセプトや目標など取材されてますので、

 

ご一読下さい。

 

職人よ、ユニットを組んで生き残れ! DekiTechがアップデートする“次世代”町工場のカタチ


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i-phoneのケースも色々売ってますが、種類が多くて選ぶのに困りませんか?

 

また、見栄えや機能性が良さそうでも、中国製の粗悪品ですと

 

わずかな使用ですぐに壊れた なんて経験ありませんか?

 

なので、今日は機能性は一切求めずにかっこ良さだけを追求した、

 

シンプルな【レザーケース】の作り方をご紹介します。

 

①革の選択

 

最近ですと、浅草橋や近所のホームセンターでも手にはいるので、

気に入った革を探してください。B5サイズあれば十分足ります。

今回は、イタリア製のオイルドレザーのキャメルと、白ヌメの2種類で製作してみます。

 

②革の厚さ調整

専用機械が無いとできない一般的には難しい工程なので、

革を買われる時にあらかじめ薄いものを選ばれるといいと思います。

今回は、1mm厚に漉いておきます。

 

 

③ステッチを入れてみましょう。

アクセントとして表側にステッチを入れてみました。

張り込む際にずれないように、革の裏にガイド線を引いておきましょう。

 

 

④裁断

スマホケース(100均で買ってきたプラスチック製)を革にあてがい、

裁断寸法を決めましょう。

↑裁断後周囲部分を薄く漉きました。接着剤で貼るときに薄い方がシワが出来なく、

張り込みやすいのです。専用の革漉き機がないと出来ませんので、一般的には漉かないでも大丈夫です。

 

⑤穴開け

スマホケースを再度革にあてがい、各穴の位置をマークし、穴を開けます。

穴あけは色々なサイズが売られてますが、ケースの穴より少し大きめが良いです。

穴を開けたら、切り口に「目止め液」を塗っておきます。

これにより、革のケバケバが押えられます。

 

⑥接着剤の塗布

さあ、最終工程に入っていきます。

先ず、革の方に接着剤をまんべんなく塗布します。

接着剤は市販の革用ボンドで大丈夫です。

いらない厚紙(新聞チラシなど)の上に使用分量を出し、

ヘラなどでムラなく塗りましょう。

次にケース側にも塗りましょう。

 

⑦貼合わせ

接着剤の表面が乾いたら(約5分程)革を下にして、スマホケースのカメラ穴どうしが

ずれないように慎重に重ねてください。

次に、サイドボタンの穴がずれないように、革を引っ張りながら貼っていきます。

穴の位置が決まったら全体を貼っていきますが、四隅は最後になります。

四隅を貼るときは、写真のようにひだを取りながら貼ると綺麗に晴れます。

その際に針の先などを使って押しつぶすようにひだを取ると簡単にできます。

革の端とケースの淵がしっかり貼合わせられているか確認してください。

ここがしっかり接着されていないと、使用時に革が剝がれて来ます。

 

この状態で、一晩乾燥させてください。

 

⑧化粧断ち

しっかり乾燥したら、余っている革の部分をカットします。

カッターナイフの刃を少し長めに出し、先端ではなく、端の中ほどを使います。

スマホケースの淵に刃の中ほどを這わせるようにしてスマホケース内側に向かって

刃を滑らせてカットします。

※外側に引き切ろうとすると、革が剥がれる原因になりますので注意してください。

 

⑨コバヌリ

化粧断ちが済みましたら、スマホケースの淵と革が剥がれていないか確認してください。

もし、剥がれていたら、針先などを使ってボンドを注入し、しっかり貼ってください。

また、切断面は綺麗になってますか?もしギザギザしていたら、カッターで揃えておいてください。多少貼合わせ部分が厚くても問題ありません。

 

さあ、いよいよフィニッシュです。

 

ケースの淵を最終チェック

 ・革が剥がれていないか?

 ・切り口がギザギザしていないか?

 ・穴はあっているか?

 

接合部分(革とスマホケースの貼合わせ断面)のチェックができたら、

コバヌリをします。

コロンブス社のバスコが入手しやすいのでお勧めですが、革製のコバヌリは他社からもいくつか出ているのでお好きな色などで自由です。

今回は、革の色に近いバスコを塗ってみました。

※塗り方は、目打ちやドライバーの先端を使い、少しづつはみ出さないように塗りましょう。

地味な作業ですが、一度薄く塗っておき、乾燥したら厚く(液を置くように)表面張力を使い塗りましょう。はみ出たら、すぐに拭かないで、2~3分して表面が乾燥し始めた状態の方が落としやすいです。

 

一晩乾燥させれば完成です。(^^v

少しステッチが曲がってしまいました(^^:

 

掛かった費用は、ケース代100円、革代B5相当で約200円程なので

合計原価300円程度です。

ほとんど工賃になりますね(^^

 

マイナーな機種で中々お気に入りのケースが見つからない方や、

人と違ったケースを持ちたい方は一度チャレンジされてはどうでしょうか?

 

自分で作れない方は製作もお受けしますのでご連絡ください。

工賃は、3,000円~程度で出来ます。

 

お問い合わせは下記まで(^^

有限会社ジェイクラフトマン

 


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↑川口市のきくち様よりご注文頂きました。

革:黒
裏地:黒
金具:金
ハンドル:ショートタイプ

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↑静岡市の吉川様よりご注文頂きました。

革:オレンジ
裏地:黒
金具:金
ハンドル:ショートタイプ

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↑試作品のカジュアルタイプです。

革:牛革のオイル仕上げ(ソフト感があり、手に馴染む素材です)
裏地:マゼンダ
金具:銀
ハンドル:ロングタイプ


リクルート仕様の注文もお受け致します。

艶を抑えて面接でも安心です。

facebook:http://www.facebook.com/ceo.bag

お問合せはコチラ→J.craftsman Co.,ltd

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C.E.O (セオ) セミオーダー“クロコ型押し本革トートバッグ”


C.E.Oとは最高経営責任者の意ですが、まさに女性経営者の皆様からの要望を随所に採用した

完全オリジナルセミオーダーのバッグが完成しました。

あるきっかけから今回のバッグが出来たのですが、妥協を許さない女性経営者の皆さんの

開発までの秘話がブログに掲載されました。
   
『女性経営者クラブ・ファム』

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                 修正点などの相談に真剣な皆さん
 




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なんと144通りの組合せが出来ます♪


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