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3姉妹と母、本を読む

日々の読書の記録

この絵童話というジャンルは

ちょうど今の次女(2年生)に夜読み聞かせるには

ちょうどいい長さ、かつ内容だな、思う今日この頃。

 

絵本は意外と対象とされる年齢がまちまち。

表紙を見ればだいたい想像はつくけれど、

題名からはわかりにくいし、

読んでみてはじめて、

ありゃ、ちょっと外したな、と思うことが多い。

 

その点絵童話というくくりのものは、

ほぼビンゴ。

しかも表紙の折り返しに、

たいていシリーズ本が何冊か乗っている。

これ、助かるのよ。

 

で、最近読んだ5冊。

(私が)面白かった順で。

 

 

引っ越しするんだって!おとうさんんとおかあさんは

嬉しそうだけど、僕はあんまり嬉しくない。

だって、知らない子ばっかりだよ。

 

お話がテンポよくすすんで、ハッピーエンド。

最後のシーンにあふれる嬉しい気持ちに

読んでるこちらも嬉しくなる一冊。

 

 

なんきんまめを売ってるおばあさん。

とびっきりの運のいい南京豆!なんていうから買ってみた。

ためしに、じゅもんをとなえてみたら・・・。

 

題名からはなんじゃらほい?という感じだが、

読み始めたら、ぐいぐい物語の中にひきこまれた。

どうなっちゃうの?

ハラハラ、ドキドキ、ハッピーエンド。

上の一冊より物語的。

上の一冊が誰にでも共感できるお話なら、

こちらはお話し好きが「好き!」という一冊。

 

 

クッキー作りすぎて重たいもの持てなくなっちゃったアルルおばさん。

毎日すこしずつ、重たいものを持つ練習。

最初は卵、それからニンジン、じゃがいも、それからそれから・・・。

 

これ算数で単位の学習終わったあたりで読むと

子どもがよろこぶかも。

2年生だとそのあたりの面白さはまだピンとこないようで、残念。

 

 

ひとりぐらしのおばあさん。

昔はたくさんの家族におなべいっぱいお料理作ってた。

今では使わなくなった大きなおなべ。もう捨ててもいいんだけど。。。

 

題名のとおり、のお話。

何か思いついて、

それを実現していくのってわくわくするよね。

なんの意外な展開もないけど、

最後に良かったね、と思える温かいお話。

 

 

小さいころから使ってる大事な毛布。

もうボロボロだから処分しよう、ってママは言うけど・・・。

 

こういうお話けっこうたくさんあるのね。

「ライナスの毛布」ジャンルね。

ずいぶん昔のお話のようで、

文章が若干冗長に感じられたけれど、

その分丁寧で優しい印象。

お話のラストもやさしい。

 

挿絵は少ないけれど、

そこここに、少し昔のアメリカがのぞいているようで

ちょっと興味深かった。

 

 


むかし、ある国に13人のおひめさまと、

おとうさまとおかあさまがすんでいました。

ある日おかあさまがふわふわのケーキを焼いたら・・・。

 

面白かった。

が、おしい。。と思った。

以下、「おしい」と思った点。

・この本、絵本なんだけど、そこそこ字が多い。絵童話のカテゴリーの方がしっくりくるのでは?

・13人もおひめさまがいるのに、その13人があまり活躍してない。13人の必然性が感じられない。

・公爵のほかに王さまがでてくるが、小さい子はちょっと混乱するかも。

 

次女(2年生)の反応を見ていると

公爵→「あ、偉い人ね」、王さま→「あ、偉い人ね」という変換をしているようで、

両方出てくるとごっちゃになるらしい。

 

まあ、私がおしいと思ったところでどうということはないが、

装丁が可愛くて、

そこにいる13人のおひめさまもかわいくて

お話も面白いのに、

わ~~い、この本大好き!となれずに残念。

 

 

Life(ライフ) Life(ライフ)
 
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小さな町のはずれにあるお店、Life(ライフ)。

何かを売っているわけでもなく、誰かいるわけでもない。

お店に来た人は

お店に置いてあるものを気に入ったら持って行って、

その代わり、自分には必要のなくなったものを置いていく。

 

うん、おしい。

惜しいのはこの本を手に取ったのが私だったというところ。

私以外の人だったら感動したかもしれない。

でも、私にはさっぱり。

 

感動的なお話なんだけどね。

うん、惜しい。

 

次女「良かったね~~。」という反応。

 

 

 

アメリカ開拓時代。

ヨーロッパからアメリカに渡った一人の女性の物語。

 

女性が新天地への荷物に選んだのは

1本のシャベル。

シャベルと一緒に歩む女性の人生が

淡々と描かれる。

火事にあい、シャベルの柄が焼け落ちても、

女性はまた新たな柄を削る。

 

次女(2年生)にはどうかなあ。。。と思いながら

読んでみた。

シャベルの柄が焼け落ちてしまった場面では

「え~~、かわいそう。。」

新しく柄をつけなおす女性の姿に

「すご~~い。」

という反応。

 

私の方が、なにがなし感銘を受ける絵本だった。

本のなかには女性の悩みや苦しみといった内面が描かれることはないが、

おそらく様々な苦労があったことは想像に難くない。

それでも女性は自分が決めた人生から、

考えうるすべての実りを受け取った、

そのシャベルを使って。

 

にしてもこういう女性の一代記って

どうにも朝ドラを連想しちゃうのよね。

 

 

エリザベスは本の虫。

ままごとより本。

寝る間も惜しんで本。

本、本、本。

 

次女はこの本の表紙を見て「虫(昆虫)」の本ね!と

思っていたらしい。

何ページか読んだところで、

「あ、虫ってその虫か~~。」と呟いていた。

 

ちっちゃいころから本ばかり。

大きくなっても本ばかり。

ふと部屋を見渡せば、本、本、本、のエリザベス。

 

まっすぐまっすぐ自分の好きをつらぬく

エリザベスに

ほんの少しうらやましさを感じた。

 

人によっては

つまらなくも感じる生き方かもしれないが、

私にはとても豊かに思える。

 

次女の反応は「ふ~~~ん。」

 

 

北風と太陽、ウサギとカメなどなど。

よく知られたイソップのお話が

たくさんつまってる。

 

一話が短いので、サクサク読める。

55話もあるので、好きなお話から読むもよし、

一日一話と順番に読んでいくもよし。

 

次女(2年生)は知ってるお話があることが、

嬉しかったようで、

「これもこれも知ってるよ~。」と

最初は知ってるお話から。

知らないと思っていたお話も読んでいくと、

「あ、これ知ってる~。」

で、あっという間に読み終えてしまったが、

読み終えて次女ポツリ。

「欲張りはダメなんだね。」

 

わはは。

確かにそういうお話いろいろあったね!

木こりと金の斧とか、肉をくわえた犬とか、メンドリと金のたまごとか。

それと自分はスゴイ!って勘違いしたり(ウサギとカメ)、

怠けてズルする(アリとキリギリス)のもダメっぽいね。

 

私は久しぶりにイソップのお話を読んで

いやいや道徳的だな、と改めて感じた。

 

最近はむしろ、

「あなたはもって欲張っていい!」とか

「ホントはすごい自分に気づこう!」なんて言葉の方を

よく見かけているので

ここまでまっすぐに道徳的なのがなんだか新鮮。

 

 

 


久しぶりに一気読み。

八咫烏シリーズ。

 

何を言ってもネタバレになりそうなので、

あらすじには触れないでおく。

 

中盤以降で次々と新たな事実が明らかになって

そのたびにグルングルンと出来事に

ちがう意味が生まれる感じが八咫烏だなあ。

 

全面的に納得というわけではないけれど、

ついつい次が気になって読み進んでしまう。

 

ただシリーズものって、

新しいの読むとそれまでのこと忘れることに気づいて

結局また最初から読んだりしちゃうのよね。

 

今回端役として登場した人物が

活躍したのは何作目だったか、

どんな活躍したんだったか既に気になってしょうがない。

ここ最近は次女(2年生)に読む本は

私が何冊か選んで、こんなどう?と本人に見せてみる。

いいね~。なら、じゃあ、読んでみよう。

う~~ん。。。なら、他のさがしてみようか?となる。

 

で、読んだなかで好評だった本5冊

 

おばけがっこうに通うことになったばけぐー、

おばけがっこうではどんなことをべんきょうするのかな??

 

これシリーズで何冊か出てるので、

これを面白がってくれたらしばらくそれ読めるなあ、と思って選んだら、ヒット。

「これ面白いねえ。」とのこと。

ママにはピンときませんが、気にってくれたなら良かった。

 

次はこちら。

 

ココちゃんはおかたづけがとっても苦手。

そんなココちゃんのところにアリクイが3人(?)やってきた!

 

これ読んでる私も面白かった。

2011年の課題図書だったと知って納得。

片付け苦手な子どもは読んで感じるところあるはず。

そうでなくとも低学年ならハラハラドキドキ楽しめるんじゃないかな。

 

 

 

あるひはらっぱであったとらねこが

「じゃんけんをしよう」といいだした!

それなら、とたっちゃんがじゃんけんすると・・・。

 

これ、私も子どものころ読んだなあ。

次女にはぴんとこないかな、と思いつつも読んでみると

最初の方こそ

「猫がしゃべるなんてうそだよ~。お話って嘘だもんね。」

などと言っていたが、

だんだんとお話に引き込まれた様子。

最後まで読み終えると、

「どうなっちゃったのかなあ。続きあるのなあ。」と

呟いていた。

そう思ってもらえたなら読んだ甲斐がありました。

 

 

親切なモリーおばさん。ある日家にやってきた1匹のうさぎを

泊めてあげると、翌朝には子供が沢山増えていた!

かわいがっているうちにうさぎはどんどんどんふえていき・・・。

 

読んでいる最中、

次女は増えていくうさぎの行方が

心配だったようで、

読み終えると、

「良かった~~~。」と大きくため息。

 

 

町で一番古いケーキ屋さんのおじいさん。

ある日お店に男の子がやってきて、

「アップルパイ味見させてください。」だって。

 

次女はまずこの表紙絵にくいついた。

「これぜったい可愛いお話だと思う。」とのこと。

そのとおり、おじいさんも男の子もやさしくて

読み終えて「良かったね。」とにっこりできるお話。

 

雑誌で見かけた「どんぐり問題」という言葉に引っかかって、

たどり着いたのが、こちら。

 

 

思考力の養成は12歳までしかできない。

高速計算・徹底反復は12歳まではさせてはいけない。

 

えっ、そうなの。

100ます計算ダメ?

いや、それほどやってるわけじゃないけど。

 

というより宿題がダメ?

計算ドリルとか、漢字ドリルとか。

 

ちょっと内容が濃すぎて消化しきれずにいるが、

子どもが学校の宿題で

同じ漢字をひたすら書いたり、

ドリルの計算を繰り返すのを見て、

内心

「それって勉強というより作業だよね。」

と思っていた母心には

本の内容が結構刺さった。

 

作業だから繰り返すことで

習熟していく、

だからよいんだと思っていたけど、

それがダメ。。

 

う~~~ん。

もうちょっと読み込んでみる。

クリスチャンの方に本を紹介されて読んだのは

先日書いた通り。→こちらこちら

 

で、私も一冊本を紹介した。

私が信仰という言葉を聞いて必ず思い浮かべる本。

 


ルワンダで起きた部族間大虐殺を生き延びた一人の女性の手記。

 

恥ずかしながら、私はこの本を読むまで

そんなことが起きていたことすら知らなかった。

 

この本で知ったそれはあまりにも

その始まり、その経過、その決着、

すべてが想像を超えている。

 

その想像を超えた世界を著者は信仰とともに

生き抜くのだが、

その姿は、

私に

信仰を持たずに生きるということを

心細くさえ思わせるものだ。

 

この虐殺を扱った小説もある。

 

哀歌〈上〉 哀歌〈上〉
 
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こちらはルワンダであり、

虐殺を目の当たりにしたシスターが主人公である。

主人公は虐殺の起きたルワンダを脱し、

日本に帰国することとなるが、

その中で起きたことはシスターの人生を決定的に変えてしまう。

 

小説としては私はシスターが日本に帰ってからの部分、

ラストシーンがとても好きだ。

 しかしそのことが虐殺のすさまじさを減じるわけではない。

 

それまで隣人として暮らしていた人々が

ある日突然集団で命を奪いに来る。

そしてそれはある日終わり、

虐殺を行った人々はまた日常に戻る。

その不気味さをひしひしと感じるのがこちら。

 

 

 

 

虐殺後の加害者へのインタビュー。

それぞれがそのことを自身の中で

どうとらえているのか、淡々と書かれている。

 

読み終えて、

この本の翻訳を高校生が中心となって

行ったということにとても驚いた。

 

 

 


人々におそれられる人食い鬼。

そんな人食い鬼がおなかをすかせて・・・・。

 

まあ、よくある展開。

だけど絵がいい。

次女(2年)は

「こわいよね~。」と言う。

うん、まあね。そうかも。

 

私としては途中で出てくるお料理の絵が美味しそうで、楽しいんだが。

 

こわいから、読むのをやめて

ってことかなと思っていつつ読んでいたが、

こわいから、読んで読んで、ってことだったらしく、

私が読み終えると、

すぐにもう1度自分で読み直していた。

 

 


これとおなじ作者なのね。

 

 

生まれも育ちも関東の私。

標準語しか喋れない。

 

そんな私がエセ関西弁で張り切って読むのがこちら。

 

 

たまごはみ~~~んなしゃべりやねん!

 

長女(6年)が保育園のころから

もう何度となく読んでいるので、

これを読むと

長女と次女と私で合唱してるみたい。

 

関西弁でリズミカルに

たまごの料理が紹介されていく。

 

とにかく読むのが楽しい絵本だが、

読んだ後に、

これ関西のネイティブが聴いたらどないやねん。。と思ったりもする。

 

関西人の知り合いができたら

ぜひ読み方をレクチャーしてほしいと

思い続けているが

いまだ実現していない。

 

あまりにも好きなので

我が家では時折ひっぱりだして読んでいるが、

対象年齢としては年中から低学年ぐらいかな。