先日、「人民中国」を読んでいたら興味深い記事が出ていたのでご紹介します。
歴史好きにはたまらない内容でーす
中国の舞子がたまらないわけではありませんので勘違いなさらずに
このグラビアは「敦煌・莫高窟」(とんこう・ばっこうくつ)の前です。
ご存知「敦煌」は西洋と東洋をつなぐシルクロードの中継地点。
あの法華経を訳した鳩摩羅什や玄奘三蔵も滞在した街です。
敦煌で発見された大量の写経も、全て日本に渡った仏教教典の源と考証されています。
つまり「敦煌」は貿易だけではなく、日本に伝わった仏教の重要な中継地点にもなるのです。
また敦煌の莫高窟の壁画は世界的にも有名です。
(NHKスペシャルでもOAしてましたね〜)
石窟には多彩な仏教絵画が数多く描かれ、
敦煌に現存する800ヶ所の石窟ほぼ全てに「飛天」が描かれているそうです。
それほど「飛天」は仏教の重要なイメージとして描かれているのです。
お山の御影堂の欄間彫刻にもこの「飛天」が描かれていますよね〜
飛天は空を舞い、自由自在に飛び回り、軽やかに歌い踊り、何にもとらわれず、豊満な肢体に華美な衣装を身にまとい、気品に満ち最も美しい感動的な姿を表しています。
毎日読んでいるお経にも出てきますよね〜
「天人常充満 園林諸堂閣 種種宝荘厳 宝樹多華果 衆生所遊楽 諸天撃天鼓 常作衆妓楽 雨曼陀羅華」と
天人は常に充満せり 園林諸の堂閣 種種の宝をもって荘厳し 宝樹華果多くして 衆生の遊楽する所なり
諸天天鼓を撃って 常に衆の伎楽を作し 曼陀羅華の雨を降らし
この石窟に描かれている飛天を、舞踏家の王国麗さんが再現したのが下の写真です。
即身成仏したのち霊鷲山にてこんな天女の舞が見れるなんて・・・
ますます信心に力が入ります
今まではおとぎ話的なイメージで読んでいたお経も、今日からリアルに想像できますよねー
「天人常充満」している霊鷲山に必ず行けるよう、世の殿方は頑張っていきましょう♪
あっ
ご婦人の方々は必ずこのような美しい飛天に転生できますよ〜
誰だ!
「ウチのカミさんは飛天にならなくてイイなんて言ってる奴は!」
こんなもんに日夜、血の涙を流して拝み倒しても絶対に霊鷲山には行けません。
飛天の舞など夢のまた夢でましょう。
それどころか、地獄の釜の前で手ぐすね引いて待ってる地獄の獄卒の姿しか見ることができないでしょう。
こんなものはさっさと取っ払い、正宗寺院の門をたたいてください。
Its gets better !
(きっと良くなる)
ではまた、しーゆー
妙光寺支部の城内でした