映画「シエフ!~三ツ星レストランへようこそ~」観てきました。



いつも拝見しているブログで、映画批評をしているBさんなかなか点数に厳しいのですが、この映画についてはかなり気に入られていた様子だったのでぜひ観てみたいと思いました。


私的にも料理を扱った作品は好みなジャンルであったこと、パリが舞台であったことが決め手となりました。


90分ほどの上映時間というのもサイコーです。


さらにコメディーということで気楽に観られるのもいいですね。


内容的には三ツ星レストランのジャン・レノ演じるシエフと自分のこだわりが原因でレストランでなかなかうまく働くことのできないミカエル・ユーン演じるジャッキーが偶然出会うことになり、シエフと助手と言う関係でユーモアたっぷりあり~ので、ふたりのやりとりを通じていろいろなドラマが展開されます。



笑える場面がたくさんありますが、やっぱみなさんも言われているように、ライバル店の視察をいくときに

日本人の格好(ジャン=ちょんまげ侍、ミカエル=白塗り芸者)をしてかたことの日本語をしゃべりまくっているところはサイコーでした。


ミカエルがテレビ電話?で老人介護センターで働く3人組の料理人と会話しているシーンで、恋人のラファエル・アコゲがその場所にいるのも知らずにべらべらしゃべっている場面は笑えました。



このラファエルさんは、「黄色い星の子供たち」に出演していた女優さんです。


なかなかの美人です。


ラファエルさんの両親役をやっていた俳優さんもほのぼのとしてよかったです。


もちろん3人組の料理人はそれぞれいい味をだしてました。



父と娘のやりとりの場面では、最初家族のことよりレストランのことばかりを気にしていた父ジャンが、娘の試験の日の朝にパンを焼いて出してあげるシーン。


星の評価をするお客がレストランに来る日だったにもかかわらず娘の試験に立ち会い、ふたりの関係は昔のようにいい感じにもどっていくところは感動しました。




パリの風景では、私の好きなボージュ広場が映画の中に登場したときは嬉しくなりました。




この映画は掘り出しもんとみなさんがおっしゃってるのもよくわかりました。


同感です。


おススメです。


90点