映画「大奥~永遠~右衛門佐・綱吉篇」観てきました。


ついこの間、TBS系で金曜日夜10時からやっていた大奥が終了しましたが、映画はその続きということで楽しみにしておりました。


堺雅人さんはドラマと映画の両方に出演されていますが、役はぜんぜん別人として登場します。


しかし映画のなかでは、ドラマで登場した堺雅人演じていた有功様にお顔が似ていると西田敏行演じる桂昌院がびっくりするシーンがあっておもしろかった。


この映画で私がいいな~と思ったのは、桂昌院役の西田敏行、御台所・信平役の宮藤官九朗、伝兵衛役の要潤の演技がおかしかったところかな。


堺さん演ずる右衛門佐が大奥に京からやってくるのですが、将軍の父親である桂昌院になかなか合おうとせずいらいらして、あげくのはてには涙をながしているシーンはサイコーでした。


要潤のたよりない弱々しい感じもよかったです。


管野美穂さんの色気もなかなのみどころでしたが、初恋の相手榎木孝明演じる阿久里とのやりとりはなかなかでした。


さらにはその息子にまで手をだしていくという凄さ。


阿久里には、市毛良枝演じる牧野備後守成貞という妻がおり、それを知りながら夜の相手に指名する場面で、市毛さんの悔しそうに部屋で待つ場面や泣いているシーンも印象的でした。


また終わりの方で、綱吉が夜の相手に指名した三浦貴大演じる浅沼に殺されそうになったところを右衛門佐に助けられるシーンがありますが、浅沼はウデを切られ・・・・えぐい・・・


なかなかこの場面もよかったな~。


後半にちょっとだれてきた頃だったので特に目が覚めるようなシーンでした。


映画はドラマの続きなんですが、登場人物もほとんどかわっているのでドラマを観てなかった人でもさほど問題はなく鑑賞できると思います。


ただ綱吉が出した生類憐みの令がなぜだされることになったのかという場面がでてきますが、ドラマを観ていた人には楽しめる場面ではないでしょうか。


最後にたくさん登場する衣装は豪華できれいでしたね。



なかなか楽しめました。



PS 私はこの映画のエキストラに4回参加しました。


①オープニングに登場する姫路城で撮影した城下の様子の場面で、侍役として通行しています。映りは遠景なので小さいですが。しかも後ろ姿・・・残念。


同じく姫路城で撮影した生類憐みの令のお触れの看板をみている侍として登場します。このときはほぼ真ん中にいたので良く見ていれば気がついていただけると思います。


②二条城で撮影した門の前で検問チエックする役人の役をやりましたがバッサリでした。


③右衛門佐が大奥取締役に任ぜられるシーンでは座っております。ひれ伏せている場面がほとんどなのでちょっとしか映ってないですが。これは聖護院で撮影されました。


④一番うれしかったのは、大奥といえば御鈴廊下のシーンということでそのセットでの撮影に参加できたことですね。

この部屋での場面は2カット映ってましたが奥の方に座ってたので確認が難しいかもしれませんがレモンイエロー系の着物に青系のかみしもを付けていました。

管野さんが犬を抱えて廊下に入ってくる場面では、わりとキャスト陣に近かったので自分では映っているのがよくわかりました。