先週エキ仲間に誘われ、映画「悪の教典」の試写会に行ってきました。
「このミステリーがすごい」「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位になった貴志裕介原作の映画化です。
監督は三池崇史で、主演は伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林 遣都、浅香航大、水野絵里奈、
山田孝之、平 岳大、吹越 満です。
三池監督作品ということで、エキストラに2回参加した経緯もあり早く観たいと思っていました。
で・・感想ですが
話題をよんでいるクラス全員皆殺しのシーンは、凄いというか、圧倒されるというか・・・
ただ撃ち殺すシーンを呆然と見ていた感じです。
これではテレビでは絶対放映できませんね~。映画だからこそここまで撮れるって感じです。
一部の人しか評価しないやろな~とか、とくに女性には受けんやろな~とか余計な心配もよぎりました。
三池監督は「愛と誠」のときも思いましたが、ヒットしなくても自分の撮りたいものを撮ってるって感じなん
ですかね~。
私的にはそいう点がめっちゃ好きなんですが。
ほかの監督がやらないようなことをしてくれる部分も三池監督のいいところだと思います。
海猿のイメージが強い蓮実教諭役の伊藤英明の演技はなかなかみごたえがありました。
甘いマスクで皆殺しをしていくギャップがいいです。
烏を殺すシーンもなかなか無気味でいい感じでした。
また、後姿しか映りませんが、全裸になって筋トレをしてるシーンもなぜか気になりました。
なんで裸なんやろ~
決して男に感心があるわけではないですが。 あはは・・・・
伊藤さんのほかに最初に蓮実の本性に疑問を抱いて不信感をもつ釣井教諭役の吹越 満さんが不気味
な感じをだしててよかったです。 タンをからますしぐさがいいです。
気持ち悪い感じがでてました。
あとは淫行をしている教諭として山田孝之が登場しますが、淫行をしていた女性徒の下着の臭い
をかいで、女性徒の名前をいうシーーンにはめっちゃ笑いました。
この映画の評価は、賛否両論あると思いますが、生徒皆殺しのシーンは後の時代まで語り継がれる場面
となるでしょう。
全体的な印象は、まあまあの印象ですが、蓮実の外国時代の回想シーンと妄想的な部分がごちゃゴチャに
なって良くわからないところがあったのがちょっと残念です。
原作を読んでいれば、おいたちというか過去のことがよくわかっていいと思いますが映画の2時間ほどで
はちょっと説明が不足なんでしょうね。
BeeTVドラマ「悪の教典ー序章ー」を観てから映画を観れば理解しやすいかもね。
原作と合わせておすすめします。
80点~
PS
私がエキに参加した場面は、ラスト近くの蓮実が生徒を皆殺しをしている校舎に刑事、警官、機動隊が突入するシーンと、吹越 満さん演ずる釣井教諭が殺されるちょっと前のシーンで、夜の立ち飲屋でのシーンです。
ラストの突撃シーンでは、パトカーに乗ったりするシーンも撮ったんですがバッサリでしたね。
立ち飲屋では、吹越さんの横だったのでバッチリ映ってました。
よかったら捜してみてくださいませ。