特に夏場だ

水でも飲もうと

深夜にキッチンの電気を付けると


出た Gだ

やはり出やがった


しかし

逃げ場など与えない

僕の視線に捉えられた瞬間

キッチンは奴らにとって

死の荒野と化す

決して逃しはしない


秒速70センチの奴らの速度など

リベロの僕には

カタツムリも同然なのだ


すかさずスリッパで消去する


だが、こっちもびっくりする


夏場のキッチンはドキドキものだった


しかしある時から

我が家にGは出なくなった


ある夏の日

庭にマルムシ (以下ダンゴムシ) が

大量発生した事があった


さすがにこれは気持ち悪い

何か対処できる物はないかと

ホームセンターに行ってみた


そこで見つけたのがコレだ



買って帰って早速庭に

と言うか

家の周囲にぐるりと撒いてみた


翌る日、庭を見てみると


一個大隊全滅!


哀れダンゴムシは

全て死骸になっていた

僕は殺戮の限りを尽くしたのだ


累々たる屍を処理し

これにて一件落着!


だと思っていた

が、なんと副産物が

その日からGが出なくなった


燻煙剤を焚いたって

暫くすれば現れる命知らず共、がだ


Gに有効とは記されてはいない

しかし、そこは所詮 虫

同じ虫である事に変わりない

ヤバい成分には近づけないのだろう


以来、毎年梅雨明けの頃

この黄色い殺戮兵器をポチッて

家の基礎のモルタル部分と通気口に

撒くようにしている

Gは我が家に近づく事すら出来ない



そのせいか

Gを捕食していた

アシダカグモの軍曹も見なくなった


アシダカ軍曹は人畜無害だけど

やっぱりちょっと怖いし

壁や天井でじっとしていられるのは

落ち着かない


サヨナラ軍曹

我が家を出て

きっとどこかのおうちで

Gを狙う

プレデターでいらっしゃるはずだ


今年も梅雨入りしましたので

そろそろ

このヤバい白い粉を仕入れておこう


安心して、快適に夏の夜を過ごす為に