身近なところにもエピソードはある


日本の伝統文化 歌舞伎の話


昨日、5月4日(土曜日/祝日)みどりの日に、5日まで開催されている小田原北条五代祭りの会場周辺に行って参りました。松原神社などの御神輿や山車が出ていました。


小田原駅地下の「ハルネ」に行って、市川ぼたんさん、市川新之助さんの歌舞伎衣装展の写真を撮って来ました。

 


 

新之助さん演じるところの、歌舞伎十八番「外郎売(ういろううり)」のお話の解説も出ていました。薬であるういろうの効能を大磯の宿で、実は亡父の仇(かたき)である人物に、長せりふの早口で外郎売りが立て板に水?朗々と?言って聞かせるところが新之助さんの見せ場なのであるそう。その後、歌舞伎の「荒事(あらごと)」が演じられて、二人はまた再会をする機会を残したまま別れるとありました。

 


小田原には梅の名所「曽我の梅林」と呼ばれる場所があるのですが、そこの城前寺には曾我兄弟の仇討ちで有名な十郎・五郎の墓があります。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも少し出来てきました。日本三大仇討ち話の一つです。
 

この兄弟が歌舞伎の話の色々なバリエーションに登場するのだと、最近沙菜子は知りました。(^^ゞ
 

東銀座の歌舞伎座に観劇に、自分は19才の時に一度だけ行ったことがあります。当時在籍していた短期大学の授業の一環で行きました。今から四十年以上も前の話ですね(^^ゞ。当時、来日をしていたジョン・レノンが、歌舞伎を見に来て泣いたと言われるエピソードが残る「瞼の母」の演目を鑑賞しました。

(^o^)歌舞伎ってさー。成田屋さんの十八番例えば「暫(しばらく)」は危機に直面をした地球人のために助けにやって来るウルトラマンの話と同じだよねー。とか
白浪五人男は江戸時代のSMAPや嵐だよねー。とか(^^ゞ想う。
「♪~知らざぁー、言って聞かせやしょう~」

歌舞伎の話でウチら姉妹が好きなのは姉の沙菜子は「勧進帳」義経・弁慶主従のやり取りが泣ける。妹は昔から「忠臣蔵」の話が大好きですね。日本人の心だと彼女は申します。忠臣蔵は映画・テレビ・小説などにたくさん取り上げられている。歌舞伎の演目には派生する「お軽勘平」とかもある話も知っている。横浜に記念館がある小説家で、「鞍馬天狗」のお話で有名な大佛次郎(おさらぎじろう)の「赤穂浪士」とかも好きですね。東京高輪の泉岳寺にお参りに行ったこともある(^^ゞ

情報によりますと~。今月五月は26日(日曜日)まで歌舞伎座で「團菊祭五月大歌舞伎」が上演されているそう。
「お若けぇ~の、お待ちなせー!」のセリフが聴ける(たぶんあると思う?)團十郎さんの「幡随院長兵衛」(ばんずいん ちょうべい)江戸の侠客の大人情話を観ることが出来る。
 

日本の古い歴史に根ざした歌舞伎のエピソードはたくさんの事を現代の私たちに教えてくれると想う。守りたい日本の伝統文化だ\(^_^)/
 

ちなみにウチの今年還暦の妹は、観るなら「ONE PIECE」がいいとか言うんだよな~(笑)
 

 

歌舞伎十八番「暫(しばらく)」の図 松竹さんのホームページより引用

♪~ あいやぁー。しばらく

 

マイクロソフトの生成AI、CopilotのImage Creator に作って貰った、歌舞伎の画像。

「日本の歌舞伎である暫の隈取(くまどり)の化粧の様子」とプロンプトを入れたらこういう感じで出てきた。うーん。Microsoftさんもう少し勉強してくれ!

 

隈取(くまどり)は歌舞伎のキャラクターを演出するメイクだそうです。赤は正義の人を表したり、青い色が多いと悪人であったり、茶色だったりすると「もののけ」妖怪だったりするそうです。