【タイ】バンコク西郊サムット・サーコーン県内のラマ2世通りで8月31日午前2時頃、道路工事中の大型クレーン車が転倒し、通行中の車両を直撃した。作業員を含む3人がけがをし、病院に搬送された。
事故は、作業員らが高架道路の橋脚に鋼材を設置するため、クレーン車で吊り上げていたときに発生。突如バランスを崩し、幹線車線から並走する側道へと倒れ込んだ。現場を通過していたピックアップトラックが、落下した鋼材の直撃を受けた。
クレーン車は倒れる際に、道路沿いの電線をひっかけて切断し、広い範囲の停電を引き起こした。道路も通行止めとなり、通行車両は迂回を余儀なくされた。
ラマ2世通りは、首都バンコクから中部ペッチャブリー県方面に伸びる国道35号線。バンコクからサムット・サーコーン県の区間で現在、高速道路(M82)としての再開発が行われている。2019年着工以降の事故件数は2500件以上とされる。
(newsclip.be 2025年8月31日)
【タイ】2024年8月18日、37歳というタイ史上最年少で就任したペートーンターン・チナワット首相が、2025年8月29日に在任わずか1年で失職した。父タクシン元首相の影響力を背景に政界入りしたが、政権運営において目立った成果を残すことはできなかった。
観光振興を掲げた政策は、周辺国との国境沿いに存在する国際犯罪拠点の実態が明らかになったことや、3月28日に発生した地震、さらにはタイ・カンボジア国境情勢の悪化などが重なって低調のまま。今年の「観光年」キャンペーンは閑古鳥が鳴く状況だ。カンボジアとの問題では、フン・セン元首相との電話会談内容がリークされ、連立与党の離脱により政権基盤が大きく揺らいだ。
ペートーンターン氏は1986年8月21日、バンコク生まれ。3人兄妹の末子で、次女にあたる。2004年にはチュラーロンコーン大学マスコミ学部の入試において、当時首相だった父親の指示による、試験問題漏えいや合格基準捻じ曲げといった疑惑が浮上し、国民の間に不信感が広がった。
ちなみにこの漏えい疑惑では、タクシン氏が「いつも私を慰めてくれている娘が、部屋をのぞいたら泣いていた」「首相の娘というだけでいじめないでほしい」と涙目で懇願し、報道陣に3度も拝む姿を見せた。タクシン氏はその直前、タイ深南部のテロ事件を巡って行方不明となった弁護士に関し、軍や警察の拉致関与が取りざたされる中、「家庭の問題じゃないのか」「もう死んじゃっていると思う」と平然と言い放ったばかりで、メディアからは「娘のときにはべそをかく」と非難を浴び、娘の評判をさらに下げる結果となった。
チュラ大卒業後は英国に渡り、サリー大学国際ホスピタリティ管理学部に入学して卒業。帰国後は親族の会社の役員や財団の理事などを務めた。2019年に香港で挙式を挙げた際、ワチラーロンコーン現国王(ラマ10世)の姉のウボンラット王女が仲人を務めた。現在、2児の母。
3人兄妹の中で最も政治に関心を持っていたとされ、父親の指導を受けていたもよう。首相就任以前にはカンボジアのフン・マネット首相を訪問し、そのときの写真も公開された。
2023年にプアタイ党の党首に就任。その年の総選挙で首相候補に指名され、セーター首相の失職を受けて首相に就任。しかし、父親の影響力の色が濃く、実質的な成果を挙げることなく政権を終えた。
(newsclip.be 2025年8月30日)
タイ銀行(Bank of Thailand:BOT)は、2025年11月21日より50バーツと100バーツのポリマー紙幣を発行し、流通させると発表しました。
ポリマー紙幣は、湿気や汚れを吸収しにくい特殊なプラスチック素材で作られており、従来の紙幣よりも耐久性に優れているのが特徴です。すでに2022年から導入された20バーツのポリマー紙幣は、平均して約8年間使用可能とされ、従来の紙幣に比べて4倍長持ちするといわれています。その結果、年間で少なくとも3億5千万枚の新規製造を削減でき、コストの抑制や資源の節約、さらに環境への負荷軽減につながっています。
今回発行される50バーツと100バーツのポリマー紙幣は、現行のデザインを踏襲しつつ、透明の窓や角度によって色が変わる特殊インクなど、最新の偽造防止技術を採用。また、額面を示すエンボス加工や浮き出し線を追加し、視覚に制約のある人々にも識別しやすいよう配慮されています。
なお、50バーツについては過去にもポリマー紙幣が流通したことがあり、今回の発行は「復活」ともいえる形です。一方で、100バーツ札のポリマー化は今回が初めてとなります。
新紙幣は全国の商業銀行や政府系金融機関で入手でき、100バーツ札はATMやCDM(現金入出金機)にも対応。自動販売機での使用も可能です。現行の紙製50バーツ・100バーツも引き続き通常通り利用できます。
BOTは「新しいポリマー紙幣の導入は、利便性と持続可能性を高めるための施策」として、国民に広く周知を進めていく方針です。
(タイランドニュース 2025年8月28日)
2025年8月25日、タイ南部プーケットのナイハーンビーチで、観光客とライフガードの間に口論が発生しました。
観光警察の公式発表によると、当日ライフガードは「勤務時間終了後に海に入るのは危険」として遊泳を制止。しかし一部の観光客がこれに不満を示し、口論からもみ合いへと発展しました。
この事態を受け、観光警察局の局長は、プーケット観光警察に観光客へ危険性や遊泳ルールを丁寧に説明するよう指示。あわせてライフガードに対しては、忍耐強く、礼儀正しく、良きホストとして職務にあたるよう徹底を求めました。
その後、観光客とライフガードの双方は話し合いにより和解。一部の当事者については、暴行にあたる行為が確認されたとして比較罰金処分(行政処分)が科されています。
観光警察は、今回の件を踏まえ、観光客への安全意識の周知と現場でのトラブル防止をさらに徹底していく方針です。
(タイランドニュース 2025年8月28日)
バンコク都(BMA)は2025年8月26日、都内全域で運行するバイクタクシーに対し、新たな基準を設けることを発表しました。都民や観光客が安心して利用できる環境づくりを目指し、秩序や安全性、サービス品質の向上を狙います。
新しい基準では、まず待機場所を清潔で整然と保ち、利用者が座って待てるスペースを確保することを義務付けます。また、駐車も交通の妨げにならないように整列させる必要があります。
運賃については、正しい料金表を掲示し、不当な追加徴収を禁止。運転手は法律に基づき、長袖・長ズボン・靴を着用し、登録番号入りのオレンジ色ベストを正しく着用することが求められます。ベストの貸与や転用は禁止されています。
さらに、歩道での走行は禁止され、車両には登録ナンバーを備えること、運転中はヘルメットを必ず着用することが定められました。運転免許証の所持も必須条件です。加えて、乗客に対して礼儀正しく対応すること、飲酒やアルコールを摂取しての運転は厳禁とされます。
これらの取り組みは「50区一斉取締り作戦」の一環として実施されるもので、バンコク都全域でバイクタクシーの秩序を強化し、安全で快適な移動手段としての信頼性を高める狙いがあります。
(タイランドニュース 2025年8月27日)




