タイ警察パタヤ署らは2024年9月5日午前2時36分、パタヤサード通り沿いにあるパブ「FinUp」の視察を実施し、20人以上の客から薬物の陽性反応を確認しました。各報道が伝えています。
「FinUp」の視察時には、店内に200人以上の観光客がおり、音楽を停止し、照明を点け、店内の活動を全て中断させました。そして、男女の客を分けて、身分証明書の確認を行い、20歳未満の未成年がサービスを受けていないことを確認しました。
その後、客の尿検査が行われ、20人以上の客から薬物の陽性反応(尿が紫色)が見つかりました。また、店内に透明なプラスチックの袋が落ちていたため、中身が薬物であるかどうかを確認するために回収されました。さらに、捜査中に薬物を捨てた人物を特定するために監視カメラの映像も確認されました。
また、パブの駐車場に停められていた客の車も検査し、武器や薬物の捜索を行いましたが、違法なものは発見されませんでした。薬物反応が出た客は病院で更なる薬物検査を受けることになり、改めて薬物が体内で確認された場合は、法的手続きに基づいて処罰されることになります。
タイ警察らは、パタヤ市内の娯楽施設の運営者に対して、政府の「5つの安全保障(未成年禁止、薬物禁止、武器禁止、売春禁止、安全保障)」政策に従い、法律を厳守するように求められました。違反が発覚した場合は、法的手続きに基づいて処罰され、例外なく厳しい措置が取られると警告されています。
(タイランドニュース 2024年9月5日)