タイ保健省によって設立された委員会は、大麻を麻薬として再分類することを決定しました。この変更は2025年1月1日から施行されます。タイ保健省のスラチョーク常務次官が議長を務めるこの決定は、大麻を娯楽目的ではなく医療目的に限定すべきとの全会一致の合意を受けたものです。タイ国営メディアNNTが2024年7月7日に伝えています。
会議では、委員たちは広範な議論を行い、最終的には多数が麻薬への再分類を支持しました。この提案は、麻薬取締委員会による審査を経て、承認されれば食品医薬品局に送られ、大麻関連の既存の法律を調整し、使用ガイドラインを確立するために使用されます。
新しい分類では、大麻の蕾や0.2%以上のテトラヒドロカンナビノール(THC)を含む物質は麻薬としてリストに加えられますが、枝、根、種子などは除外されます。
この決定にもかかわらず、一部の委員や多くの市民団体からは反対の声が上がっており、大麻を健康のために利用している人々に悪影響を及ぼす可能性があると主張しています。
(タイランドニュース 2024年7月7日)