タイ政府は29日の新型コロナウイルス感染症対策センター会議で、5月1日から新型コロナ対策を強化することを決めた。
感染状況が最も深刻なバンコク都、バンコク北郊のパトゥムタニ県とノンタブリ県、南郊のサムットプラカン県、北部チェンマイ県、東部チョンブリ県を最高厳重管理地区に指定し、20人以上の集まりを禁止する。飲食店の営業は持ち帰りのみ午後9時までとし、店内営業は禁止する。不要不急の他都県への移動の自粛を求める。
感染状況が深刻な東北部ナコンラチャシマ県、東部プラジンブリ県、南部プーケット県など45県は厳重管理地区に指定し、飲食店の店内営業を午後9時まで、持ち帰りは午後11時までとする。
最高厳重管理地区と厳重管理地区ではコンビニエンスストアの営業時間を午前4時～午後11時とする。
その他の26県は管理地区に指定する。
全77都県で外出時のマスク着用を義務化する。50人以上の集まりは禁止。バー、娯楽施設などの閉鎖、飲食店での酒の提供禁止を継続する。官公庁、企業にできる限り在宅勤務にするよう要請する。
（newsclip.be 2021年4月30日 01時03分）
