先日、行った
エシカルマルシェと同じ場所で開催された
渋澤寿一さんの講演会に行ってきました❗️
明治の実業家・渋澤栄一さんの曾孫で、農学博士。
今回の講演会で、
初めて渋澤寿一さんを知ったのですが、
話し方も穏やかで優しさがにじみ出ているようなお人柄でした。
心に残った話しもいくつかあるのですが、
「森や海・川の名人」をたずねる
「聞き書き甲子園」
聞き書きをした高校生の話で
小学校しか出ていないマタギをされている方が、
狩りをするのは熊が山に出てくる1週間だけで、
その後は山菜採りをしたり、
田植えや稲刈りなど。
季節と共に自然の中で暮らすマタギの生活にカルチャーショックを受けた話しや、
現在の学校の在り方にも疑問を持たれていて、
戦前の学校は兵隊に行くための学校で、
四角い教室に机と椅子が縦横規律正しく並べてあって、
授業が始まる前の掛け声
「規律、礼」
も軍隊を作るためのもの。
それらが現在もそのまま残っている・・・
それに、あたりまえのように従ってきた私たち・・・
今振り返ってみると、
窮屈で、みんなと同じようにできないと、
叱られたり、叩かれたり。
江戸時代の学校(寺子屋なのかな?)
は、もっと自由で
そのこどもの得意なものを伸ばすことをしていたようです。
今のこどもたちは、
いい学校や大学に行くために
幼稚園の頃から受験のための塾やピアノなどの習い事に行かせたり・・・
こどもの時にだけしかできない遊びもあるのに、
それすらも自由にできない世の中に。
「特待生の友だちが勉強ばかりして、ストレスがたまっているようなんだけど、どうしたらいいでしょうか?」
と高校生が質問すると、
学校でストレスまでためてする勉強は、
残念ながら大人になってから何の役にも立たない
と。
勉強は、したいと思えば
大人になってからでもできる。
誰のための勉強なのか、ストレスまでためてするものなんだろうか?
いい学校、いい会社に勤めることが幸せなのか?
南米のエクアドルでは
日本人の食べるエビの養殖のためにマングローブ林を切り拓いているそうで
現地の人たちは、マングローブ林を切り拓くことで、大金を得られる。
その代わり、自給自足が可能だった豊かな自然はなくなって、生活が成り立たなくなってしまう。
渋澤さんは、マングローブを植林する事業に携わったことを話され、
現地の人たちから
日本人はおもしろいねと。
日本人の食べるエビのためにマングローブ林を切り拓いて、
別の場所ではマングローブの植林をしている。
渋澤さんもイタチごっこだとおっしゃっていました。
すべて、人間の食べたいという欲求のために
自然が奪われ、
その土地に暮らす人たちの生活まで奪っている。
地球環境についても、
電気やガスがなかった時代は、
自然の中にあるもので充分補っていたものを、
石油を掘ったり、原子力発電所を作ったり。
地球環境破壊をすることで、
わたしたちの生活は成り立っている。
他にもダムを建設するために
平家の落人が住み着いていた集落をよそに追い出して、
その土地を水の中に沈めていたことも話してくださいました。
土地の地層を調べると、
縄文時代の先まで遡っての遺跡が出てきたそうです。
そんな貴重な土地をダム建設のために水の中に沈めるようなことをしているわたしたちは、
本当にこの先、地球で生きていけるのだろうか❓
渋澤さんも
このまま地球破壊を続けていくと、
あと30年ほどで、
地球は住めなくなるだろうとおっしゃっていました。
そして、このような世の中にしてしまったのは、
曽祖父である渋澤栄一らや自分たちであると・・・
その当時は、誰もが世の中を良くしていこう❗️
と思ってしていたことが、
結果、地球の破壊や世の中をダメにしていることになっているとは・・・
これから、この地球を元のように戻すことはできないけれど、
一人一人の気づきで、
地球のために、
そして地球に暮らす動植物たち(わたし達を含む)がより良い暮らしができるように。
何ができるかを考えていく、
いい機会をいただいた講演会でした❗️
こういった講演会をこれからも
続けていってほしいと心から思います。
ここまでご覧いただき
ありがとうございます。
楽しい1日を〜