かえるよかえる

 

しごともかえる

 

なかまもかえる

 

なまえもかえる

 

わたしにかえる

 

今生のはじまりの記憶

 

淡く切なくくるしくて

 

それを癒して再生する

 

シスターに字をならい

 

マリア様にお祈りをした

 

夏のラジオ体操

 

家の壁のかぶとむし

 

三角の石

 

すてきな草の実の色

 

吸い込んだ空気の濃さ

 

つゆくさのあお

 

おしろい花の種

 

近所のシェパード

 

優しいおばさん

 

きぬかつぎのしょっぱさ

 

シャボン玉

 

野犬に蛇に鳩の赤ちゃん

 

ねずみもちの花の香り

 

針を持たない黄色い蜂

 

みなもとにかえる

 

ありがとう

 

ただいま

 

いままでずっと不思議におもってきたこと

 

こんな風にパズルのピースがはまり

 

全体像を眺められる幸せ

 

新しく疑問もわくけど

 

それはいつか答えを得られるってわかってる

 

大きな愛に抱かれているから

 

愛は時に厳しい

 

愛はちっとも甘くない

 

私ができると思っているよりだいぶ上へ手を伸ばさないと

 

伸ばしすぎてすってんころりん

 

すってんころりんしてみたら見える景色も違ってる

 

だって笑っちゃうでしょ

 

でもまた立ち上がるよ

 

何度でも何度でも手が届くまで

 

 

 

 

 

ららるーと

 

かきくーこんちき

 

はりみるはりみ

 

こんぱっぱ

 

らんこりらるり

 

さあかけき

 

らまるかなりき

 

こんきりを

 

はんばるてーにと

 

かみもゆる

 

らひるたかりき

 

そんぼるてーに

 

はまるたきさく

 

しみてかり

 

 

 

なせることすこし見えてきゃひり

 

ここりひらなぎ

 

われはことば紡ぐ者

 

それゆえにむくちなる者

 

あなどられようとも才と秘をまもるもの

 

なみだなむだなむだなみだ

 

ことば溢るるよろこびと

 

わが天命にこころふるえる

 

宇宙のきれめより言葉降ろす

 

われはみけみこ三毛猫

 

今宵ここまでよいとまけ

 

 

 

 

 

空で天使の音が響くとき

 

その音をききわけ

 

私のすべての感覚器官は

 

その痕跡をとどめる

 

こんなにも空が美しくて

 

日々なみだを流すも

 

美と醜は表裏一体

 

清濁併せ吞む

 

みみずのような地道さと

 

へびのような大胆さと

 

天使のような翼をもって

 

大空へ駆け上がる

 

そして地上で美しさを創り出す

 

軽やかに地に衣をひき

 

光り輝く瞳をもって