冬支度 | Ψ(さい)のつづり

Ψ(さい)のつづり

地球さんを愛する作詞家(SAKU4KA)です
しあわせを引き寄せる「し」をみなさんにお届けします

早めにやってきた秋は

 

たくさんの水の恵みと一緒に

 

粘り強い暖かさも

 

連れてきたようだ

 

また来年ね

 

と退場しようとする夏服に

 

昼間の日差しと

 

暖かさは

 

しばしの間

 

表舞台への居残りを課す

 

夜空のきらめきは

 

冬を思わせるも

 

まだまだ観察に最適な気温で

 

次々と極大を迎える流星群と

 

向き合うチャンスを与えてくれる

 

日に日に夕暮れが

 

はやくなる中

 

小さい鳥たちは

 

冬支度をしている

 

その小さな声は

 

夏には全く目立たないけれど

 

いまは森の中

 

ちゃんと耳を澄ませば

 

高くてよく響く声で

 

歌いながら

 

滋味深い青虫を味わい

 

暖かそうな草や

 

獣の毛を

 

せっせと

 

集めている

 

どんな

 

動物や虫たちも

 

多くなりすぎず

 

バランスを保ちながら

 

森の中で

 

わきまえた

 

暮らしをしている

 

増えすぎなければ

 

鉄槌がくだることも

 

ないという

 

ことなのだろう