昨年十月に

 

金木犀が

 

二回満開を迎えて

 

驚いていた

 

わたしに

 

千二百歳の

 

キンモクセイが

 

教えてくれた

 

ずっと

 

二回の

 

満開で

 

生きてきたよ

 

と

 

しかも

 

九月に

 

その

 

白く

 

たおやかなお花と

 

福々しい香りは

 

例年よりも

 

はやく

 

落ち込んだ

 

わたしの

 

心を

 

そっと

 

撫でてくれた