蝉時雨や

 

遠い雷の音に

 

耳をすませ

 

歩いていくと

 

かつて

 

知っていた名の

 

お店があった

 

店構えは忘れてしまったのに

 

何十年も

 

そこにあり続けてくれた

 

お店は

 

きっと

 

待っていてくれたのだろう

 

お昼時だというのに

 

一瞬

 

時が止まったかのように

 

誰もおらず

 

するりと入れてくれた

 

その後は

 

きっといつもどおりに

 

ひっきりなしに

 

人が集まってきて

 

行列ができた

 

その繁盛ぶりもまた

 

うれしいギフト

 

ありがとう

 

うー

 

マンボゥ