空から

 

ふわっと降り始めた

 

瞬間の

 

雨のひとつぶ

 

ひとつぶを

 

山のてっぺんの

 

木々が

 

パラパラっと

 

いう音とともに

 

まず受け止め

 

葉の色を

 

濃くして

 

しばらく抱えた後

 

他の葉にも

 

伝えていく

 

下へ下へ

 

そして

 

山肌へ

 

かと思うと

 

威勢よく

 

直線の雨が

 

まっすぐに

 

降りてくる

 

天と地を

 

つなぐように

 

そこに

 

道を

 

つくるように