古民家といえば

 

聞こえはいい

 

昭和

 

平成

 

令和と

 

またがって

 

生き延びてきた家は

 

どこを

 

どう直すというよりも

 

すでに

 

生き字引のようで

 

若輩者の出る幕ではございませぬ

 

と降参せざるを得ない

 

寒さ

 

暑さが

 

直球で攻め

 

平衡感覚も

 

若干試されるような

 

氣分で

 

屋根の上で眠る猫に

 

ただいまをいえば

 

カラスもおかえりと

 

迎えてくれて

 

桜も咲く

 

これは

 

もしかして

 

とてつもない

 

豊かな時間の中に

 

いるのではないかと

 

じんわり

 

感動していると

 

そんなことも

 

わかっていなかったの

 

 

うぐいすが

 

笑い

 

かぐわしい

 

風が

 

そよぐ