砂浜の上は
もう
十分に
あたたかい
さらさらと
裸足を包み込み
ここちよい
そのまま
海へ
すらせら
ひたぴた
歩いていくと
波が迎えに来てくれ
足をひんやりと
包み込む
優しさのなかに
ぴりっとした
厳しさもあるけれど
凍えるような
冷たさではない
春の海が
寄せては
かえし
また寄せる
前よりずっと
きれいになった
海に
ただいまと
あいさつする
シーズンではない海は
落ち着いていて
懐に入ってきた
人たちを
明るく
励ます
もう
ちゃんと
春を呼び込んだから
しっかり
みんなに
エネルギーを補充したから
あとは
あなたたちの番よ
しっかりね
