いまの
当たり前は
いつだって
当たり前じゃない
聖徳太子のころは
みんなロン毛
それをうまく
素敵に束ねている
武士はお化粧をしていたし
やっぱり
ロン毛だった
かつての
ロン毛は
きっとずっと
はるかに
手入れが
大変
だって
ドライヤーがない
たった
それだけで
冬の
お風呂上がりは
修羅場になる
ほぼ
外と同じ室温の家は
いまもあるけれど
そのころは
お風呂自体が
普通にきっと外
身も
髪も
凍る
そんな中
ロン毛を維持していたのは
美容院がそこら辺になかった
だけが理由じゃないだろう
過去の
時代時代の
ロン毛には
きっと
生きていくための
運を切らさないような
何か
深い
理由が
あったのだろう
髪が伸びるっていうこと自体が
生きているっていうことで
それを
切ってしまったら
命を削ってしまうような
氣がしたのかもしれない
それ以外にも
何かあるのかも
