この世界にうまれてくるとき
わたしは
あなたの
子どもだった
まるで所有物か
所属品のように
わたしは
精一杯
恩を返そうとしたけれど
いつだって
あなたは
不満だらけだった
あなたにとっての
わたしは
いうことをきかない
理解不能の
生き物
価値観がまったく合わず
わがままで
可愛げがない上に
金づるにも
なりきれなかった
わたしは
見事に
切り捨てられた
そのことが
わたしへの
致命的なダメージになることを
期待されて
でも
わたしは
そこから
はじめて
自ら呼吸し
再生し始めた
より
強く
逞しく
自由に
豊かに
そのことに
深く
深く
感謝をしない日はなかった
この世にうみだしてくれたこと
そして
はからずも
がんじがらめの
鎖を
断ち切るきっかけを
与えてくれたこと
ありがとうございました
わたしは
わたし
他の人のようには
生きられないし
あなたの期待にも
応えられませんでした
でも
わたしの応えるべき相手は
あなたではなく
天の神さま
