さあ

 

海にいこう

 

お魚みたいには

 

泳げないし

 

まだまだ寒いから

 

泳がないけれど

 

本当は

 

足くらいは海につけたいな

 

わたしたちの

 

身体は

 

ずっとずっと前に

 

海からいただいた

 

海の中のぽこぽこいう泡や

 

青や黄緑や

 

群青の中に

 

わたしたちの

 

かつての

 

記憶や息吹が

 

詰まっている

 

そこに足をつければ

 

かつての

 

愛が

 

身体を

 

のぼってきて

 

眠っていた

 

遠い記憶を呼びさまし

 

魂を

 

癒して

 

くれるだろう