背が大きいと
子どものころから
年齢より大きくみられるし
しっかりしているように
思われる
背が小さいと
子どものころから
より幼くみられ
頼りなく思われて
周りから
励まされたり
特にがんばっていないのに
ほめられたりする
そういうことの
積み重ねが
いつしか
セルフイメージにも
なってしまって
なんとなく
与えられた
役回りを
演じるように
なってしまう
そしてそれが
自分のキャラクターだと
思い込む
大人になって
背の大きさは
あまり関係なくなって
さらに年を重ねても
なんとなく
そのままでいるから
痛々しい
自分の姿かたちは
天から与えられた
今生をいきていく
大切な器
でも
イメージは
人から受け取った
無責任な枠で
自分を不自由にするもの
ならば
そんな窮屈な枠は
壊せばいい
意外と
壊すのを
恐れているのは
自分自身だったり
するものだから
