すばるの
星々をみていると
焦点があっているようで
あっていないような
見えているようで
見えていないような
もどかしい
視力検査のようで
さがしもの見つけ競争のような
不思議な感覚に
とらわれて
目が離せない
目を離すと
見失ってしまうような
氣がするのに
じっとみていると
吸い込まれそうで
足もとがおぼつかない
たくさんの星々の集まりだから
視力がそれなりだと
ぼわんと見える
ということだけが
理由ではないような
氣がして
雲が少ない夜には
アルデバランを
目印にして
七姉妹との
再会を
寿ぐ
