まさに

 

どんぴしゃ

 

わたしが

 

もとめていたもの

 

わたしが

 

なると決めていたもの

 

わたしが

 

歩む未来

 

まわりは

 

こういう

 

なんで

 

わざわざ

 

なんで

 

遠くへいくの

 

風まかせで

 

危険でしょ

 

いまの

 

快適な世界を

 

全部

 

全部

 

手放すなんて

 

愚の骨頂

 

あなたは

 

恩知らずで

 

わがまま

 

そういわれて

 

育ったっけ

 

だけどね

 

氣球のガスはもう

 

点火されて

 

ふわり

 

浮かぶ

 

寸前だから

 

説明している

 

暇はない

 

理解を得られると

 

思わないから

 

説明する

 

つもりもない

 

ふわり

 

空に浮かび

 

ふわり

 

雲の上

 

そこから

 

手を振るね

 

ありがとう

 

いままで

 

ありがとう