自分の
弱さを
嫌というほど
見せつけられる
夜
夢の中ですら
だれかの
権威を笠に着た
何者かが
虻のように
ぶんぶんやかましく
人を追い立てている
それを
仕事というのか
何も
生み出さず
人のものを
だれかに渡すことで
利ザヤを得る
自分のお手柄だと誇る
得意げな顔
どころか
偉そうな顔をして
いつか
権威や肩書がなくなったとき
気づくのだろうか
自分が犯した罪の重さを
いや
永遠に
気づくことは
あるまい
そして
あなたが消えても
別のうるさい虻は
無限にいる
自分の
弱さを
嫌というほど
見せつけられる
夜
夢の中ですら
だれかの
権威を笠に着た
何者かが
虻のように
ぶんぶんやかましく
人を追い立てている
それを
仕事というのか
何も
生み出さず
人のものを
だれかに渡すことで
利ザヤを得る
自分のお手柄だと誇る
得意げな顔
どころか
偉そうな顔をして
いつか
権威や肩書がなくなったとき
気づくのだろうか
自分が犯した罪の重さを
いや
永遠に
気づくことは
あるまい
そして
あなたが消えても
別のうるさい虻は
無限にいる