かなへび庭に出て かなへびが 逃げていったと 思ったら 目が合う つぶらな瞳で 塀の向こうから 目だけを出して そっと のぞいていた まるで いたずらっ子みたいに つぶらな瞳とは あなたのような眼のことを 言うんだろう あまりに ほほえましくて いい子だねと 言ったら 結局は かくれてしまったけれど しばらくしたら また戻ってきて くれるでしょう だって うちに 住んでくれているんでしょ ありがとう 好きよ