わたしと

 

あなたは

 

かつては

 

似た者同士だったかもしれない

 

しかし

 

反逆児の

 

影は薄れ

 

絶対にそうはなるまいと

 

誓ったはずの

 

反面教師と

 

同じことをしている

 

あなたを

 

世間は

 

ようやく大人になったね

 

と誉めそやすのかもしれない

 

そういう意味では

 

わたしは

 

いついつまでも

 

子どものまま

 

なのかもしれない

 

けれど

 

世代を継ぐことは

 

進歩することなんだから

 

同じ轍を踏むことが

 

大人になることなら

 

わたしは

 

大人になんて

 

ならなくていい

 

ありがとう

 

これからは

 

わたしは

 

わたしだけの

 

道をゆく