どんがら
がしゃがしゃ
がっしゃん
あなたは
わたしの
あこがれ
わたしの
指針
わたしの
目標
わたしの
きっと
初恋の人
でも
突然
目の前の
世界が崩れて
前提が
すべて
通用しなくなる
さよならだけが
人生なのかもしれないけれど
まだまだ
まだまだ
わたしには
その経験が
不足していて
心の準備も
できていなかった
でも
泣かないでいられた
自分を
ほめてあげたい
他の人は
簡単に泣くけれど
そういう人は
信用に
値しない
そんなに涙は
軽いもんじゃない
わたしは
その話をきいたとき
ただ
足もとが
崩れていく
音が
聞こえただけ
そうやって
なんだかんだ言って
大人の事情とかで
本当の
理由は
知らされないままなんでしょ
驚きすぎて
現実が受け入れられなくて
涙も
出てこなかった
ただ
すべての
現実が
色あせて
目に映るものの
意味が
わからなくなった
空気もうすくなった
