花粉症ではないけれど
目より
入ってくる情報から
わたしをまもる
保護メガネが
必要だ
赤ちゃんのように
何でも口に入れてみる
無垢さはなくったって
やっぱり
みちゃうから
しばし
あえて
目を瞑って
他の感覚を
研ぎ澄まそうとしてみる
そうすると
意外に
眠くなって
寝てしまう
それくらい
目に頼り切って
過ごしているんだね
だから
せめて
毎日
美しい
お花をみて
すばらしい
旋律を奏で
られなくても
奏でられているものを聴き
香りを焚く
おいしいものを
ゆっくり
いただき
手触りの良い
シーツにくるまる
さんさるが
上手に
できるように
